余ったスマートフォンをドラレコやナビとして活用!ダッシュボード用スマホホルダー
みなさんは機種変更などで余った古い端末を利用していますか?
売却できればいいのですが機種や年式によっては二束三文の値段でしか売れない場合も多いでしょう。
見た目は綺麗でもバッテリーは経年劣化に伴い稼働時間も短くなっていると思います。
スペックの古い機種は動作も重くて使い道が限られてきますが用途を限定すればまだまだ利用価値はあります。
考えられる再利用の目的としては
- 監視カメラ
- ラジオ専用
- Web閲覧
- 電子書籍専用
- 動画鑑賞用
- 音楽プレイヤー
- ドライブレコーダー
などでしょうか。
私はレンタカーを借りた時にドライブレコーダーとして使用することが多いです。
車の運転にはいざという時のためにドライブレコーダーが欠かせませんがレンタカーの場合は装備されていないことが多いです。
そのような場合に欠かせない必須アイテムが今回紹介する「スマホホルダー」です。
今回紹介するのは「ELECOM 車載アクセサリー スマホホルダ ダッシュボード用ワイドタイプ CAR-DSP2」です。
製品の特長、取り付け位置の注意、対応サイズ、装着方法などが記載されています。
パッケージ側面には細かい文字で使用条件と注意事項の記載がされています。
留意すべきポイントに赤線を引いてみました。内容は下記のとおりです。
- 直径約65㎜の平らな面が必要
- 布地、皮革、目の粗いシボ面、曲面、塗装面、凹凸面には取り付け不可
- 自転車やバイクなどの二輪車は使用不可
- エアバッグ作動時に影響ない場所に設置すること
- 長期間使用しない場合は取り外して保管
- ゲル吸盤の吸着力が低下した場合は、吸盤面を水洗い又は湿らせた布等で拭き取ることで元の吸着力に戻ります
- 可動部などに物を引っかっけないこと
- 悪路走行の場合は破損や脱落予防のために一時的に取り外すこと
スマートフォンをワンタッチで設置できるように工夫されています。
本体両側の突起部1を内側に押し込みます。
するとホルダー部2が両側に開くとともに、ロックスイッチ3が飛び出します。
スマートフォン本体をロックスイッチ4に押し付けるように設置すると、ホルダー部5がガッチリとスマートフォンをホールド。
スマートフォンを取り外すときには突起部1を内側に押し込みます。
スマートフォン下部の充電位置に応じてスライド可動
スマートフォンの大きさやカメラレンズの位置に応じて伸縮スライド可能
本体ベースユニットを強力に固定設置するためのゲル吸盤面の直径は約65㎜
取り付ける場所を決めたら、ゲル吸盤を設置面に置きます。
固定レバー1を押し下げると、吸盤面2が引き上げられることによって超強力な吸着力で固定できます。
ダッシュボードなどの固定面はシボ加工により通常の吸盤では固定できませんが、このゲル吸盤は安定して強固に固定ができます。
車内への設置以外にも表面に凹凸のあるすりガラスなどにも取り付けられるので、スマートフォンを防犯カメラとして設置するためにも利用できます。
取り外したときのために吸盤面保護フィルムは捨てずに保管しておきましょう。
水平面に取り付け、スマートフォン画面が垂直状態での上下可動域
ドライブレコーダーとして利用する場合はカメラレンズが隠れない位置にする必要があります。
何度も取り付けと取り外しを繰り返して長時間ドライブにも使用しましたが、一度も外れたり脱落したりしたこともありません。
また、スマートフォンの脱着が片手で容易にできるのも非常に便利です。
難点でも利点でもあるところは、ゲル吸盤が強力すぎて男性でも取り外すのに苦労します。
従来の吸盤では吸着不可能なところにも強固に固定設置できるのは画期的だと思います。
車載用途以外にも余ったスマートフォンを固定カメラとして利用するためのホルダーとしても使えるので非常に便利なグッズだと思います。
使用スマートフォン機種と使用アプリは下記のとおりです。
gooのスマホg01(ZTE製Blade L3)2015年4月発売
主な仕様
【OS】Android5.0
【CPU】MediaTek MT6582M(4Core 1.3GHz)
【RAM】1GB【ROM】8GB
【画面】5インチ
【カメラ】背面:500万画素、前面:200万画素
【SDカード】MicroSDHC(最大32GB)
【SIM】標準SIM×1
【センサ】GPS / 加速度 / 近接 / 光
【バッテリー】1850mAh
【サイズ】約143.2×72.7×8.9mm
【質量】約150g
スマートフォン本体の記憶領域が非常に少ないので、録画データーは別売SDカードへ記録します。32GBのMicroSDHCカードであれば長時間連続で記録できます。
ドライブレコーダーアプリは無料の「DailyRoads Voyager」を使用しています。
アプリの導入設定方法については こちら
参考動画
映像品質は端末のカメラ性能によるところが大きいと思います。
最後にスマートフォンを車内で使用する場合の注意点があります。
スマートフォンの車内放置は危険なので避けたほうがいいでしょう。
特に夏場の車内温度はダッシュボード付近で80℃近くに達するといわれています。
一般的にスマートフォンに使用されているリチウムイオン電池の動作温度範囲の上限値は約60℃の場合が多いです。
その動作温度範囲を上回る車内環境にスマートフォンを放置すると、破裂や発火の事態となるリスクがあります。
また盗難のリスクもあることを忘れてはいけませんので、車から長時間離れる場合は必ずスマートフォンも取り外しましょう。