眼精疲労の原因にもなる鏡面ディスプレイの必須アイテム
今回はミヤビックス
スマートフォンやタブレットの画面はグレアタイプが主流です。
大きなタブレットは手持ちで使うスマートフォンと違って角度を瞬時に変えて映り込みを避けられないので見えずらいまま使ってしまいがちですが、目への負担は大きくストレスも感じます。
もともと眩しく感じやすいので「ノングレアフィルム」は昔から必須のアイテムです。
今回「Amazon Fire HD 10 PLUS」用にノングレアフィルムを探したのですが、選択肢はアスデックかミヤビックスの2社しかありませんでした。
両社ともに数ある光沢ガラスフィルムなどと比べて高価ですが、日本製なので品質は信頼できそうです。
今まで愛用してきた第7世代 Fire HD 10にアスデック製ノングレアフィルムを貼っていましたが、品質性能共に非常に満足していました。
以前、タブレットの不具合により交換対応してもらったことがあったのですが、保護フィルムを再利用するためサランラップに貼り付けて一時保管していましたが問題なく使えました。
それ以降もコロコロで不意にめくれてしまったことを含めて数回剥がしてしまいましたが、何れも問題なく使用できた経験からアスデック製の信頼性は高いと思っています。
【関連記事】Fire HD 10 (2017年モデル)用 ノングレア画面保護フィルム【ASDEC】
今回の「Fire HD 10 PLUS」用としてアスデック製を買えば間違いないと思っていましたが、もう一方の反射防止保護フィルムも口コミが良好だったので、試しにミヤビックス製を購入してみることにしました。
なお、2021年発売モデル(第11世代)の「Fire HD 10」と「Fire HD 10 PLUS」の画面サイズは同じです。
商品到着開封
注文してからの対応も早く、折り曲げ防止の厚紙封筒がポストに投函されていました。
商品名は「OverLay Plus 低反射タイプ」で型番は「OLFIREHD102021/4」のようです。
パッケージ裏面には貼り付け方と特徴が記載されています。
内容物はパッケージ台紙に挟まれています。
中華製フィルムのような充実したクリーニングキットはなく、内容物は保護シートと拭き取りクロスのみです。
貼り付け予定のタブレットに置いてみると反射が大幅に軽減されていることが確認できます。
特徴と貼り付け方
オーバーレイ・プラスの特徴
保護シートの構成:表面(アンチグレア処理)+ハードコート+基材(PET)+裏面(シリコーン皮膜)
- アンチグレア処理により蛍光灯や太陽光の反射を軽減する自己吸着型の液晶保護フィルターです。
- アンチグレア処理は液晶ディスプレイへの太陽光や蛍光灯などの映り込みを軽減して画像を見やすくします。
- 屋外での使用も妨げません。特に液晶表面に日光などの反射を抑えるための光沢処理を施した画面に向いています。
- 接着面にのりを使用しない自己吸着シートなので貼り直しが可能。
- キズや汚れから液晶画面を保護します。
シートに直接付いたキズは消せないので傷が目立つ場合はお取り替えされることをお勧めします。
貼り付け方(パッケージ裏面参照)
Fire HD 10には「液晶画面に合わせるタイプ」として貼り付けます。
① 位置合わせ
保護シートを台紙から剥がす前にタブレットのスクリーンに仮置きして貼り付ける位置を確認します。
② 清掃
スクリーンを拭き取りクロスまたは柔らかい布などで埃を取り除いておきます。
③ 貼り付け
透明の台紙についているシールを引っ張って保護シートから台紙を5cmほど剥がし、保護シートの一辺を①で確認した貼り付け位置に合わせます。(※シールの貼られている側が台紙)
そして台紙をゆっくり剥がしていくと本体に貼り付きます。
気泡が入った場合は中心部から外側へ気泡を押し出すように上から柔らかい布か指先で撫でつけます。
④ 完成
こすり傷などからスクリーンを守るとともにギラギラとした反射を抑えます。
※貼り付けた保護シートを剥がすには、強力な粘着テープを保護シートのいずれかの角に貼り付けて角を持ち上げるようにすると綺麗に剥がすことができます。
フィルムの貼り付けに際して準備したものや貼り付け時の要領やポイントなど、過去の記事「【ダイソー製】 フリーカット液晶保護フィルム(Fire HD 10)」も参考にしてみてください。
使用感
LED照明下のもとタブレット画面をフラッシュ撮影してみました。
映り込みはほとんどなく反射が大幅に抑えられているので画像や文字が見やすくなりました。
ない時と比べると長時間見続けても目への負担が感じられません。
画面のタップやスワイプ時の手触りもサラサラで滑らかに操作できます。
光沢フィルムは皮脂汚れがつき易くて目立ちますが、このフィルムは汚れが目立たずクロスで拭いたときの汚れ落ちも良好です。
貼り付ける前と重量を比較してみると8g増えていましたがガラスフィルムに比べると軽いほうだと思います。
カメラ穴や四隅コーナーの収まり具合も完璧で浮き上がりもなくフィルムの加工精度は高いと感じます。
アスデック製のフィルムと並べて比較してみました。
映り込みや反射の程度、見え方やスワイプの触感などはほぼ同じだと感じました。
明確な違いといえる箇所はカメラと環境光センサー部の切り欠き形状です。
個人的にはミヤビックスのパンチホール式が好みです。
両社とも日本製で価格帯も同じなのでどちらを選んでも間違いないと思います。