実質剛健なつくりが魅力的な日本製ツールボックス
大きな工具箱に纏めたい
DIYなどに使うドライバーなどの工具類を100均プラスチックケースに入れていましたが、容量が小さいうえ長さがないので金槌や錐などを纏めて入れることができません。
以前から大きな工具箱に纏めたいと思っていたので複数の工具箱をチェックしていました。
プラスチック製工具箱は透けて見えるので開けなくても中身を確認できるのが便利です。
どちらかを購入するつもりで価格が下がるタイミングをずーっと待っていましたがセール時でも価格に変化はありません…
プラ製工具箱に拘っていたのですが値下がりする気配がないので半ば忘れかけた頃に見つけたのが今回紹介する「トラスコ(TRUSCO)ツールボックス T350」です。
まさに「シンプルイズベスト!」を体現したような無骨な外観ですが、レビュー評価は軒並み高くて安価で日本製!
一目惚れしたので試しに購入することにしました。
T-350 特長とスペック
特長
- ハードな使用にも耐える頑丈なプレス一体型
- 蓋は片開き構造
- シリンダ錠の取り付けが可能
- 四隅に横滑り防止用凹凸が付いており重ね置き可能
スペック 仕様・規格
- 25㎜シリンダ錠取付:可能(別売)
- 中皿:なし
- 色:ブルー、シルバー
- 外形寸法(㎜)幅×奥行×高:373×163×102
- 有効内寸(㎜)幅×奥行×高:358×149×72
- 南京錠(別売):取付可(φ4㎜)
- フック:あり
- 横滑り防止凹凸:あり
- 材質:スチール
- 質量・質量単位:1.3kg
(メーカーウェブサイトより抜粋)
外観
「T-350」のカラーラインナップはブルーとシルバーの2色があり、価格が安かったブルーを購入。
シックな青色で持った時の第一印象は剛健なつくりで少し重いと感じました。
ツールボックス内には薄いウレタンシートが入っていました。
別売りで専用の中敷として「T350専用サイズ T35NJ」も販売されています。
何も入れていない状態で蓋を開けると転倒してしまいます。
内皿や仕切りがないので大きめの電動工具もそのまま放り込めそうな容量があります。
重いと感じたツールボックスはスチール製なので1kg以上の重さがありました。
各部位
取っ手部もスチール製なので多少重くても壊れることはないでしょう。
取っ手を上げた時の高さは約30㎜です。
片開きの蓋をガッチリと閉めるバックルには南京錠を取り付けることができます。
上面と底面にはT-350を積み重ねた時にズレないよう四隅に丸い凹凸加工があり、凹みや歪み対策として鋼板強度を高めるたのビード加工も施されています。
内部には仕切りがないので容量が大きく35㎝ほどの長い工具類も収納できます。
工具類を移し替え
今まで使ってきた100均ケースと比べると大きさの違いがよくわかります。
100均ケースには入らなかった金槌や錐などもまとめて収納できるようになりました。
これだけ入れていますがまだ余裕がありました。
広いボックス内は100均で販売されている「仕切りボックス」を使うことで小物が散らばることなく整理できます。
またスチール製なのでマグネットを活用できます。
例えばマグネット付きの「仕切り板、ホワイトボード、小型ボックス」、強力なネオジム磁石を使えばハサミなどの軽い工具をくっ付けておく等々、アイデア次第で使い勝手が良くなると思います。
インテリアとしても
トラスコのツールボックスは大きさや色のラインナップが多数あるので工具箱以外の用途にも使えます。
使用例として真っ先に思いついたのが発火の恐れもあるモバイルバッテリー保管用として最適です。
いずれのツールボックスもシンプルなので部屋に置いてあっても違和感なくお洒落なインテリアアイテムとしてもお勧めできます。
「無印良品」や「ニトリ」で取り扱っているスチール製工具箱はトラスコのOEM品なのでまったく同じですが色のランナップが少ないです。
AmazonなどECサイトで販売されているものは色やサイズが多彩なので用途に応じたツールボックスを見つけることができます。