経年劣化?コントローラー故障で買い替えることに…
生温かい…
電気毛布の準備を10月中に済ませていましたが温暖化の影響か使うことなく眠れていました。
しかし11月も半ばとなると寒く感じる日が多くなってきたので、あらかじめ仕込んであった電気毛布の出番です。
しかし「強」にしても温度が上昇せず生温いままなのでコントローラーを確認してみると、LEDライトが点灯していないことに気付きました。
長年使用してきたのでコントローラーの調節が効かなくなってしまったようです。
天気予報は来週から寒波が予想されていたので、急遽新しい電気毛布を購入することにしました。
購入候補の選定
季節家電でもある電気毛布は通年使用しないのでコストパフォーマンス重視で選んだ候補は以下の6製品です。
型番 | メーカー | 消費電力 | 原産国 |
TMB-S14KS | 森田株式会社 | 40W | 中国 |
KDS-40211 | 小泉成器株式会社 | 40W | インドネシア |
KDS-4061 | 小泉成器株式会社 | 40W | インドネシア |
SB-S102 | 椙山紡織株式会社 | 55W | 日本 |
NA-023S | 椙山紡織株式会社 | 55W | 日本 |
VWS551-P | 株式会社広電 | 55W | ベトナム |
消耗品という前提で概ね3,000円以内を目安に選んでみました。
適切に使っても経年劣化による毛玉や叩けば埃(劣化した接着剤?)が舞うのは避けられないと思います。
この価格帯であれば正直どのメーカーでも品質や機能に関して殆ど変わらず、違いは生産国と消費電力だけといっていいでしょう。
候補の中から省エネ40Wクラスの製品を複数扱う小泉成器株式会社「KDS-40211」を購入することにしました。
開封
早く入手したかったので注文翌日に届いたのは有難かったです。
梱包箱は上下ともコンパクトに折りたたむことができるのでオフシーズンまで嵩張ることなく保管しておけます。
内容物
- 本体[KDS-40211]
- コントローラー[KMC-56]
- 取扱説明書
- 注意書
仕様・外観
スタンダードタイプなので仕様も至ってシンプルです。
こちらから「取扱説明書」はダウンロードできます。
電気毛布の取扱説明書などは今まで読んだことがなかったのですが、今回読んでみて以下のことを新たに知りました。
- 本体は表・裏どちらでも使える。
- コントローラーは布団の中に入れて使用しないこと。
- ダニ退治はポリ袋に入れてすること。
本体はフワフワして触り心地が良い反面、毛玉ができやすそうな素材でもあります。
取扱説明書にも書かれていますが毛玉防止のためにシーツや敷きパッドを使用した方がよいでしょう。
広げてみたところ発熱体が入っていることもあり折り癖ができていましたが、敷きバッド併用で使用すると綺麗になくなりました。
コントローラー(KMC-56)は候補に挙げた「KDS-4061」でも同じものが使われています。
画像記載のコード長は実測値で仕様に記載されているコード長よりも数センチ長くなっていました。
シンプルなコントローラーの温度調節ツマミは無段階式で滑らかに動かせます。
今回買い替えるきっかけとなったようにコントローラーだけが故障した場合、別売りはしていないようです。
低価格帯の電気毛布に不具合が発生したときは保証期間外であれば買い替えた方が得策だと思います。
重量は本体496g、コントローラー237g、合わせて733gでした。
本体には上下があるのでラベルがある方を頭側にして敷きます。
セッティング
コントローラーのコネクター突起部と本体プラグ切欠部を合わせてしっかりと差し込みます。
抜き差しは結構きつめだったので容易に抜けることはありません。
3つ折りの高反発マットレスの上に敷くと丁度2/3くらい占有する大きさでした。
マットレスは過去にレビューしていますので参考にしてみてください。
起毛敷きパッドをかけて使用することにします。
朝切り忘れることがよくあるので以前からダイヤルタイマーを使用しています。
タイマー機能がついた電気毛布もありますが、価格を考慮すると別に買った方が良いと思います。
コンセントタイマーは電気毛布に限らず多彩な用途に用いることができるので便利アイテムのひとつだと思います。
消費電力
過去にレビューしている 「エルパ簡易電力量計エコキーパー「EC-05EB」 を用いて消費電力を測定してみました。
ダニ退治と強で42~43Wの消費電力となりました。
仕様よりもやや高めでしたが以前使用していたのは60W超えでしたので約20Wも節電できます。
温度調節ツマミの上下に伴い消費電力も変わると思っていましたが、中間位置あたりまで0Wのままで急に42W表示になりました。
コントローラー上部の切欠部に室温センサーが内臓されていると思われますが、温度に応じてオン・オフの時間間隔だけでシンプルに制御されているようです。
使用感としては消費電力は少ないにもかかわらず十分な発熱機能があるので寒い日でも快眠することができました。
あとは耐用年数に期待したいところです。