水栓ハンドルを閉めても水漏れが止まらない?!経年劣化パーツを自分で交換
最近になって洗面水栓の吐水口から漏水したままの頻度が増してきました。
水栓ハンドルをかなりきつく閉めれば漏水は止まりますが握力の弱い高齢者が使用した後は必ず漏水します。
長年パッキンを交換した記憶がないので自分で交換してみることにしました。
洗面のハンドル混合水栓は株式会社KVKの2ハンドル混合栓【KM66G】で昔に自分で取り付けたものです。
メーカーの製品情報を調べてみると交換用パーツが販売されていました。
今回交換するのは「水栓上部パッキンセット:PZK127」と「こま:PZK4E-15」となります。
交換作業に準備したものは以下のとおりです。
- ラジオペンチ(こまの取り出しに使用)
- 古い歯ブラシ(水垢清掃用)
- マイナス精密ドライバー(キャップ取り外しに使用)
- プラスドライバー(ハンドルの取り外しに使用)
- ウォーターポンププライヤー(パッキン押えの取り外しに使用)
- 雑巾
作業に入る前に必ず止水栓を閉めておきます。
※止水栓を閉める前に手洗いや水垢洗浄用にバケツ一杯分の水を貯めておきましょう。
洗面の排水口にパーツが落ちないように必ず栓を閉めておきます。
マイナス精密ドライバーなどでキャップを取り外します。
キャップ内に丸小ねじがあるのでプラスドライバーで外します。
ハンドルを取り外すとインサート金具がスピンドル側についたままになっていると思いますので取り外します。
ウォーターポンププライヤーを使ってパッキン押えを緩めてから手で取り外します。
パッキン押え取り外したらこまパッキンまで一緒にくっ付いていました…
取り外したパーツを順に並べると上画像のとおりになります。
最初に新しく購入した「こまパッキン」を入れます。
スピンドルを入れて止まるところまで手で締めます。
新しく購入した「座金」をスピンドルに入れます。
新しく購入した「水栓上部パッキン」をスピンドルに入れます。
パッキン押えを手回しで取り付けてからウォーターポンププライヤーで軽く増し締めします。
インサート金具をスピンドルに差し込みます。
ハンドルを差し込みます。
丸小ねじでハンドルを固定します。
最後にキャップを取り付けて作業は完了となります。
水栓ハンドルがきっちりと閉まっていることを確認してから止水栓を開けましょう。
今回の漏水修理にかかった交換パーツ費用は1,000円以内、所要時間は小一時間ほどで作業自体もそんなに難しくないので自分で交換してみてはいかがでしょう。
間違っても高額請求のマグネット広告などに依頼しないように!
【参考記事】漏水の確認方法と施工業者選定について