ぶら下がっても大丈夫?!耐荷重85kgの頑丈ハンガーラック NHPS-100CRF
年々衣類が増えて置き場所に困るようになってきました。
既にクローゼットや衣装ケースなどは収納できるスペースがない状態です。
部屋の至るところに衣類を引っかけている状態を解消するべく、ハンガーラックの購入検討から組み立て時のポイントや注意点をまとめてみました。
ホームセンターなどに行くと1,000円くらいのハンガーラックをついつい買ってしまいそうになります。
シャツやタオルなど軽い衣類だけなら問題ないでしょう。
「耐荷重10kg極太ポール使用」などのキャッチフレーズで、見た目は丈夫で良さそうに見えます。
しかし、以前にこのような廉価品を購入してすぐに壊れた苦い経験があります。
購入ポイント
ハンガーラック選びのポイントとして以下の点が挙げられます。
- 掛けられる耐荷重が大きいほど丈夫で長持ち
- 部材にプラスチック樹脂を使用していないこと
- 商品自体にある程度の重量があること
衣類というのは想像以上に重量がありますので、耐荷重は50kg以上のものを選んだほうがいいでしょう。
部材パイプのつなぎ目やキャスターなど、プラスチック樹脂を使用しているハンガーラックも強度的に弱点となるため避けた方がいいと思います。
特に衣類を掛けた状態で移動させると不安定になって倒れてしまうことがあります。
パイプの肉厚がある=頑丈=重量がある
よって製品の重さと頑丈さは比例すると思います。
買ってから後悔しないためには以上のポイントを考慮した方がいいでしょう。
特長
今回レビューのハンガーラックの特長は以下のとおりです。
- 商品型番:HPS-100CRF(Amazon特別仕様斜めフック2本付き)
NHPS-100CR(斜めフック1本付き) - 本体サイズ:幅約100cm×奥行約42cm×高さ108~184cm可変式
フックサイズ:約17.5cm - 全耐荷重:85kg(ハンガーパイプ部75kg+サイドフック1kg×2+斜めフック:4kg×2)
- ネジや釘不要で組み立てが簡単
- 本体素材はすべてスチール製でプラスチック樹脂などは使用していない
- パイプ接合部分の溶接は点溶接ではなく完全溶接している
- スリムで強度のある肉厚ポール
- ポールに取り付けられる360度回転斜めフックと両端上部のサイドフックが便利
- 衣服の種類に合わせてハンガーの高さを無段階調節可能
サイドのネジを緩めてハンガーをスライドさせてネジを締めるだけ - ストッパー付きボールキャスターでスムーズに移動可能
組み立て
一人でも組み立ては簡単で30分もあればできるでしょう。
ネジの締めるところは全部で10箇所しかありません。
そのうち工具を使用して締めるのは6箇所です。
簡単に組み立てられるので女性でもできると思います。
部材5に付属14㎜スパナでキャスター9を4カ所取り付けます。
上部パイプ1に内側縦パイプ2を手締めネジ7で取り付けます。
外側縦パイプ3と下部パイプ4とキャスター付パイプを8のネジで取り付けます。8のネジは付属の5㎜六角レンチで取り付けます。
ここで注意点があります。
外側縦パイプ3の上部にあるネジ穴位置を外側に向いた状態で取り付けます。
組み立て後でも8のネジを緩めれば位置を調節できますが、二度手間をしないための注意点となります。
斜めフック6を内側縦パイプ2に通しておきます。
外側縦パイプ3に内側縦パイプ2を上から差し込みます。
掛ける衣類丈に応じて上段パイプの高さを調節、T型ネジ10を締めて完成です。
写真は長ズボン10本と上着類11着を掛けた状態です。衣類の重さは約15kgです。
まだまだ掛けられる余裕があります。
衣類に埃がつかないようにカバーなどをしておくといいでしょう。
廉価版との大きな違いは頑丈さです。
衣類の重さは季節によって変わるので耐荷重は大きいほどいいです。
また、衣類を掛けた状態で移動させた時の安定性も全く違います。
今回購入したハンガーラックは畳の部屋で使用しています。
畳はフローリングなどに比べて多少の凹凸があります。
掃除をする際に移動させますが、本体がしっかりしているので転倒するような不安定さはありません。
ハンガーラックの購入検討をするなら衣類販売のお店やクリーニング店へ行った時に、服ではなくてハンガーラックに注目してみてください。
主要部材のパイプは頑丈なスチール製、キャスターを含めてプラスチック素材は使われていないと思います。
以上、後悔しないお勧めハンガーラックのレビューでした。