目次
簡単に湯を沸かせるバックパッカー必須アイテム!
使用上の注意点!!!
海外業者から購入した商品の場合、使用中に何らかの損害が発生するリスクがあることを心がけておくべきでしょう。
今回紹介する電化製品は特に注意が必要だと感じましたので最初に記載する項目としました。
本記事で紹介するコイルヒーターは被害者救済(PL法)が適用されない製品ですので自己責任での使用となります。
よって、使用時には以下のような点に留意する必要があると思います。
- 中国製の大半はヒューズなどの安全装置がありませんので使用時は絶対に目を離さないようにしましょう。
- 特に空焚きは厳禁ですので水量にも注意が必要です。
- コイルの樹脂部分を水没させて使用するとショートの可能性もあるようです。
- 通電時は感電しないように取り扱いには十分注意が必要です。
- 容器は耐熱性かつ電気を通さないものを使用すること。
- 感電の恐れがあるのでコイルが水中にある場合は水に触れない。
- コイル部で火傷しないように注意。
- 使用後に熱いコイルを置ける場所を確保しておく。
購入のきっかけ
旅先の宿で漢方薬を煎じる方法はないものかと思案しておりました。
ふと思いついたのが海外のゲストハウスでお茶を飲むために露店で購入したアイテムです。
名前は知らなかったのですが”太いコイル線とコンセントプラグ”だけのシンプルな構造。
コップとコンセントさえあれば簡単にお湯を沸かせて携帯性に優れていたことを覚えています。
ネットで調べてみると「コイルヒーターや湯沸かし棒」と呼ばれているようです。
選定のポイント
本体のコイルは2回巻き形状のものがほとんどで携帯性が一番良いタイプだと思います。
短いタイプと長いタイプがありますが、水に浸けられるのはコイル部だけなので入れ物の深さに応じて選びます。
深い入れ物で沸かす場合は引っ掛けるタイプがいいと思います。
他にコイルが螺旋状の商品もありますが嵩張る反面、水に接するコイルが長いので湯沸かし効率は良いと思われます。
コンセントがない車ではシガーライター(12V)から電源をとれるソケットタイプもあり、アウトドアには重宝すると思います。
安全性と品質を優先するならば日本製がいいと思います。
中国発送業者から購入
今回購入したのがこれ
よく見ると同じ商品でも販売店によって値段が違います。
商品自体に何か違いがあるのかもよく分かりませんが、Amazon発送のものは4~500円割高の販売となっているようです。
安い商品は中国からの発送なので到着まで気長に待つ必要があります。
旅行予定は1カ月以上先なので中国発送の商品を購入しました。
届いた商品の検収
お届け予定は20日後の日付となっていましたが、10日目に自宅のポストに入っていました。
商品梱包は透明ビニール袋だと思っていましたが、店舗で販売されるようなしっかりとしたパッケージでした。
パッケージは中国語だけなので何を書いてあるのか読めません。
記載事項を翻訳してみました。
商品名:信義光電ヒートパイプF10
定格入力電力:600W
電源電圧:220V~
使用説明書:使用前に容器(ポット、楕円)に水を入れてください。
次に、電気加熱管を水に入れ(水にはプラスチック製のヘッドがあってはなりません)電源プラグを差し込み電気を差し込みます。
ヒートパイプが作動し始め水温に達したら電源プラグを抜く必要があります。店がヒートパイプを取り出すまで20秒待ちます。 電熱管の表面は余熱があるため身体や物体を火傷しないように手で触ったり高温に耐えられない物体の上に置いたりしないでください。
注意事項:使用前に指示を注意深く読んでください。常に監督される製品追加プロセス。人体は容器に触れることができません。深海域ではない水不足と水。電源コードが古くなっている場合使用を禁止します。
翻訳された文章は怪しい日本語ですが、意味は理解できると思います。
合格証のような紙片も同封されていましたので、中国基準での品質は期待できそうです。
外観形状寸法
Amazonで販売されている中で一番小さいタイプのコイルヒーターだと思います。
全長約14cmコイル幅約5cmとコンパクトなので旅行鞄に入れても嵩張りません。
コイル径は6.5mm、巻き部には隙間があるので付着汚れの手入れも簡単にできます。
コンセントプラグ端子は日本と違って短いうえに抜け防止のための孔がありません。
コンセント差込口には問題なく差せて通電しますが、日本製に比べると抜けやすいです。
コード部の長さは約88cm、コイルとコンセントプラグを含めた全長は約118cmでした。
製品本体重量は113gと非常に軽量です。
実際に沸かしてみた
水温26℃、100mlの水を陶器製湯飲みで沸かしてみました。
2~3分でコイルに気泡ができはじめます。
完全に沸騰しはじめたのは約11分15秒でした。
日本の電圧は100Vなので沸騰するまでに結構時間がかかります。
海外の200V地域ではもっと早く沸きましたので電圧は高い方が短い時間で沸騰します。
完全沸騰するまでの動画
日本の100V電源でコップの水が完全に沸騰するまでの様子を撮影してみました。
まとめ
日本製の携帯湯沸かし棒は空焚き防止やオートストップなどの安全機能が充実しており、使用時の安定感も良さそうですが価格がネックとなります。
今回レビューした格安コイルヒーター(湯沸かし棒)は使用上の注意点さえしっかり厳守すれば実用性のある便利なアイテムだと思います。
海外旅行など旅先のホテルでお湯を簡単に沸かせられる便利さは値段以上の価値があることを実感できます。