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こびりついたベタベタ汚れを根こそぎ落とそう!
光沢画面の汚れ
スマートフォンやタブレットの操作は指で行ううえ通話時は頬に触れることになるので画面への皮脂付着は避けることができません。
非光沢フィルムを用いていた時は汚れを気にすることはなかったのですが、有機ELディスプレイの端末にしてから綺麗な発色を犠牲にしないために光沢フィルムを貼りました。
綺麗な画像に満足する反面、少しの汚れでも気になる性格なので指紋跡を見つける度に拭き取っています。
ベタベタした頑固な皮脂汚れは軽く拭いたくらいでは除去できませんし、皮脂を画面上に伸ばしているだけのような気もします。
「スマホ画面は便座より何倍も不潔!」との記事を目にしたこともあるのでとても気になります。
そんなお悩み中に見つけた便利グッズが今回紹介する「ニトムズ 指紋コロコロミニ」です。
商品自体はかなり以前からあったようですが使うのは今回が初めてとなります。
商品特長
- スマートフォンやタブレット画面に付着した指紋皮脂汚れをコロコロして除去するタイプのクリーナー。
- 粘着樹脂の粘着ローラーが頑固な皮脂汚れをぐいぐい根こそぎ吸着。
- ローラー部には粘着樹脂を採用しており転がすだけで頑固な汚れも除去。
- 時間経過とともに除去力が自己回復して約2000回もの繰り返し使用が可能。
- ローラーはテープのようにめくる手間や交換する必要がなく、ローラー表面についたゴミは水洗い又は粘着テープなどで吸着除去することで繰り返し使用可能。
- 保護フィルムを貼ったスマートフォンでも使用できます。
ローラー部はスライド開閉式になっていますので使わないときは埃の付着を防止できます。
商品スペック
持ち歩いても嵩張らないコンパクトサイズですがスマートフォンのストラップにつけるには大きすぎるサイズ感です。
- 商品名:指紋コロコロミニ
- 品番(カラー):C5020(ホワイト)、C5021(ネイビー)、C5022(ワイン)
- 本体材質:ポリプロピレン
- ローラー部材質:粘着ローラー(基材)アクリル系エラストマー、(接着剤)アクリル系
- サイズ(㎜):本体68×20.3×25.5、ローラーΦ10×50
- 重量:0.014kg
本体重量は12gと軽量なので常時鞄にストラップで付けても良さそうです。
使用上の注意
- 用途以外には使用しない。
- 保護フィルムの種類によっては剥がれることがあります。
- 保護フィルムが浮いたり捲れた場合は使用しないで下さい。
- ドット形状粘着剤や外周部のみの粘着加工など、空気の逃げ道が加工されている保護フィルムの使用不可。
- 光沢タイプ以外の保護フィルムは皮脂が除去しきれない場合があります。
- タッチパネル以外の場所には使用しない。
- 印刷・塗料などを剥がす恐れがあります。
- 使用後はカバーを閉じて保管してください。
効果を検証
開封してカバーを開けると粘着ローラー部に保護フィルムが貼られていますので剥がします。
硬めの透明フィルムがしっかりと貼り付いていますので剥がすのに少し力が要りました。
除去効果を試すために古いスマートフォン画面に皮脂をたっぷりと付着させて効果を検証することにします。
目から鱗の余談になりますが、「手のひらから皮脂は分泌されない」と知ったときは驚きました。
「手に汗を握る」というように手から皮脂成分も分泌されると思っていましたが最も皮脂が多いのは顔や頭皮だそうです。
その皮脂が電話をしたときや顔や頭を触った指でスマホ操作することで、画面に皮脂汚れが付着して指紋だらけになってしまいます。
今回は鼻の付近を触りまくった指でスマホ画面を汚してみました。
光沢感が皆無の汚れ具合ですが果たして綺麗に除去できるのでしょうか?
効果を比較するために中央に仕切りのテープを貼りました。
向かって左側をコロコロしてみたいと思います。
コロコロ 1往復目…!?
明らかに皮脂汚れがごっそり消えましたが完全には除去しきれていません。
コロコロ 2往復目…!!
更に皮脂汚れが消えてかなりクリアになりました!
コロコロ 3 往復目…!!
新品画面のような光沢が蘇り、満足できるレベルの綺麗さになりました。
強力な皮脂汚れ除去力に少し感動しました!
画面への映り込みを比較すれば一目瞭然!鏡のような光沢が蘇ります。
だいたい3往復コロコロすれば綺麗に皮脂汚れを除去できることがわかりました。
イマイチポイント
皮脂汚れ除去効果は素晴らしく文句なしでしたが、何度か使ってみて使いにくいと感じたポイントがありました。
ローラーの粘着力が強いのでしっかりと本体を掴んで強めに押し転がさないと上手くコロコロできません。
これはコンパクトサイズと引き換えに本体の高さが約14㎜しかないことが原因で、指だけで掴んで転がすことが少し困難だと感じることがありました。
もう一点注意が必要と感じたことが、薄手フィルムを貼っている場合は中央付近から端に向かって一方向のみコロコロすべきです。
画面端から中央部にコロコロするとフィルムが剥がれる恐れがあります。
メンテナンス
何度も使用しているうちにローラー部には小さな埃などが付着しますがテープを使って簡単に除去することができます。
ローラー部は水洗いも可能とのことです。
コストパフォーマンス
メーカーによると「約2,000回繰り返し使用可能」とのことなのでどれくらい使えるのか試算してみました。
ただし、メーカーが謳う1回あたりの「使用量?コロコロ延長?1回転分?」がわからないので、5〜6インチのスマートフォンに使うとして1往復を2回としてカウントします。
だいたい5往復もすれば綺麗になるので「5往復×2回=10回」とします。
1日1回コロコロした場合、2000÷10=200日となるので半年以上も使える計算になります。
まとめ
従来のように皮脂汚れをクロスなどで拭き取るだけでは根本的に除去しきれずに皮脂をのばしてコーティングしているだけのような気がしていました。
理由としては拭き取るだけでは一時的に綺麗になるのですが、再び指紋汚れが目立つまでの持続性が短くて頻繁に拭き取っていたからです。
しかし本製品を使ってみると根こそぎ皮脂汚れが吸着されるようで再び汚れが目立つまでの持続性も長くなったように感じました。
コロコロするだけで画面が購入時の輝きを取り戻してくれるおすすめのスマートフォングッズだと思います。