目次
0.1㎜単位で計測できるノギスを購入
中途半端な測定値
100均ショップで購入したノギスですが1㎜単位での測定しかできません。
いろんな物のサイズを測定したときに1㎜以下の目盛間を指すことが多々あります。
そのような場合は凡その目分量となるので非常にモヤモヤ感が残ります。
精確な測定結果を得るためには0.1㎜単位での測定可能なノギスが必要となります。
プラスチックノギス
趣味の範囲で使用するので「安価>精度」を条件に検討した結果「シンワ測定 プラスチックノギス ポッケ 100mm 19515」を購入することにしました。
created by Rinker
シンワ測定(Shinwa Sokutei)
安い、軽い、高精度の三拍子揃った製品です。
製品外観
各部名称と製品仕様
※製品仕様はメーカー公称値です。
- 本体サイズ(㎜):長161×幅58×厚7
- 製品質量:15g
- 材質:ポリカーボネート樹脂
- デップスバー:有
- 測定範囲(㎜):0.1~100
- 最小読取値(㎜):0.1
- 器差(㎜):±0.1
製品特長と注意点
製品特長
- 軽量コンパクトで持ち運びに便利(ストラップ穴付)
- 丈夫で温度変化による伸縮が少ないポリカーボネート樹脂製なので被測定物にキズを付ける心配がなく、錆びる心配もありません。
- 溝や穴の深さ測定が可能なデップスバー付き
注意点
- 用途以外には使用しないでください。
- 落下等の強い衝撃を与えないでください。
- このノギスは簡易測定用ですので高精度を要する測定には使用しないでください。
- 汚れた場合は水および中性洗剤を含ませた布で拭き取ってください。
※シンナーやベンジン等の溶剤類を使いますと変形変色します。 - 直射日光の当たる場所や高温になる場所での保管・使用はしないでください。
100均ノギスとの比較
価格が約1/5の100均ノギスと比較してみました。
測定範囲と測定用途
「外径測定・内定測定・深さ測定・段差測定」の4つの測定部分を備えています。
目盛の読み方
本体の本尺目盛とバーニヤ目盛(19mmを10等分した目盛)を組み合わせて読み取ります。
- バーニヤ目盛の0点と本尺目盛の箇所を粗読みします。
写真のAでは63㎜と粗読みします。 - バーニヤ目盛と本尺目盛の合った所を読み取ります。
写真のBではバーニヤ目盛の「5」の部分で揃っているので0.5㎜と読み取ります。 - A+B=測定値となりますので63㎜+0.5㎜=63.5㎜と読み取れます。
500円硬貨は26㎜+0.5㎜=26.5㎜、1円硬貨は20㎜+0㎜=20.0㎜とそれぞれ読み取ることができます。
目分量と違って本尺目盛とバーニヤ目盛がピッタリと揃っている箇所を見つけるのは気持ち良いです。
当初は本体材質が樹脂製ということもありスライダーの動きや測定精度などが心配でしたが全く問題ありません。
価格も安くてホビー用途のノギスとしては必要十分な製品だと思います。
もっと早く購入すればよかった…
created by Rinker
シンワ測定(Shinwa Sokutei)