セールに釣られてついに4Kモニターを導入
長年にわたり「必要ない!必要ないぞ!!」と自分に言い聞かせて購入を見送ってきた4Kモニターをついに衝動買いしてしまったので本ブログに残すことにしました。
以前からお気に入り登録していた「S2722QC」がブラックフライデーなる日本でも定着しつつあるセールで値引き対象になっていたので購入決断するための理由を探してみました。
愛用しているモニターはDELL製の「U2211H」という製品で購入履歴を調べてみると2011年5月でした。
一般的に液晶モニターの寿命は約10年、15,000~50,000時間程度とされています。
DELLモニターはファクトリーメニューを呼び出すことで累積使用時間を確認できるので調べてみたところ使用時間:20,624時間40分、電源投入回数:5,793回!!!
12年以上、20,000時間以上も使用している現在のモニターは十分な買い替え理由になるので決断できました!
【S2722QC】の主な仕様は下表のとおりです。
ディスプレイタイプ | LEDバックライト付液晶モニター/アクティブマトリックス方式TFT |
パネルタイプ | IPS |
アダプティブシンク技術 | AMD FreeSync |
画面サイズ | 27インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
解像度 | 3,840 × 2,160 (4K) |
リフレッシュレート | 60 Hz |
アスペクト比 | 16:9 |
画素ピッチ | 0.1554 ㎜ |
輝度 | 350 cd/m² |
コントラスト比 | 1,000:1 |
最大表示色 | 10億7,000万色 |
応答速度 | 4 ms (GtoG エクストリーム) |
スクリーンコーティング | アンチグレア (非光沢) |
水平・垂直視野角 | 178° |
インターフェース | ・HDMI×2 ・USB-Cアップストリーム/DisplayPort+電源供給(DisplayPort1.4mode/power up to 65W) ・USB3.2第1世代ダウンストリーム ・USB3.2第1世代ダウンストリーム,バッテリー充電1.2 ・オーディオラインアウト |
内蔵スピーカー | 3W×2 |
VESAマウンティングインターフェース | 100×100 ㎜ |
準拠規格 | DisplayPort 1.4 |
消費電力 | ・ONモード時:24.8W ・最大:155W ・スタンバイ時:0.3W ・オフモード:0.2W |
寸法 (幅×奥×高) 単位:㎝ | 61.16×17.47×40.01 (スタンド含む) |
特長としてはインターフェースにDisplayPort1.4規格による映像出力と65Wの電源供給を行える「USB Type-C アップストリームポート」があることです。
付属している「USB-C 3.2 Gen2 ケーブル」1本だけでノートパソコンやタブレットなどの映像出力と充電を同時に行うことが可能です。
※別途ケーブルを購入する場合、Type-Cケーブルは外観だけで規格の見分けがつかないので注意が必要です。
映像出力もできる「DP ALT mode」に対応したケーブルを選ぶ必要があります。
DELL製品は在庫状況によって納期が長くなることがありますが今回は注文2日後に大きな箱が届けられました。
DELLに限らず米国企業の商品梱包材って汚れたり凹んだりしていることが多い気がします。
下面記載の文字が小さいうえに印字が薄くて読み辛いので抜粋してみました。
内容物は以下のとおりです。
- ディスプレイ
- スタンドライザー
- スタンドベース
- USB-C3.2 Gen2 ケーブル
- 電源ケーブル
- 安全,環境,規制情報
- クイックセットアップガイド
モニタースタンドはスタンドベースにスタンドライザーを差し込んでネジハンドルを手で締めるだけなので工具不要で簡単に組み立てられます。
スタンドベースは27インチのディスプレイを安定して設置できる大きさです。
スタンドライザーには電源/映像ケーブルなどの配線を通すための穴があります。
組み立てたスタンドをディスプレイ背面のVESAスロットに奥まで差し込んでカチッと嵌め込みます。
取り外すときはスタンド取り外しボタンを押しながら持ち上げて抜きます。
ディスプレイ背面はVESA規格に対応しているので市販のモニターアームにも取り付けることが可能です。
各部寸法は画像のとおりで付属スタンドはディスプレイの縦配置にも対応しています。
モニターの高さは最高510.05㎜、最低400.05㎜となり可動域は110㎜となります。
スタンドによるディスプレイの可動域は次のとおりです。
- 垂直方向:-5°~21°
- 水平方向:-30°~30°
- 回転:-90°~90°
- 高さ調節:110㎜
ディスプレイ下部のインターフェースや各ボタンの機能は下記のとおりです。
【インターフェース】
① セキュリティロックスロット
② 電源コネクター
③ HDMI ポート(HDMI1)
④ HDMI ポート(HDMI2)
⑤ USB Type-C アップストリームポート
⑥ 出力ポート(スピーカー)
⑦ SuperSpeed USB 5Gbps(USB3.2 Gen1)Type-A ダウンストリームポート
⑧ スピーカー
⑨ 充電機能付きSuperSpeed USB 5Gbps(USB3.2 Gen1)Type-A ダウンストリームポート
⑦⑨のUSB 5Gbps(USB3.2 Gen1)Type-AをUSBハブとして使用する場合は⑤のUSB Type-C アップストリームポートとパソコンを付属のType-Cケーブルで接続する必要があります。
Bluetoothレシーバー、キーボード、マウスなどの接続であればUSB2.0相当の接続でも支障ないのでUSB A(オス)-USB Type-C(オス)のUSBケーブルで十分です。
【各ボタン】
① ショートカットキー/プリセットモード
② ショートカットキー/音量
③ メニュー
④ 終了
⑤ 電源(電源ライトインジケーター付)
今まで使ってきたFULL HDと比べて4Kディスプレイの緻密な画像は少し感動しました!
ドット抜け輝点チェックを行っているときに黒画面の輝度ムラが気になりましたが、パソコン使用時にはまったく支障ありませんでした。
モニターの消費電力を測定してみました。
一番変化する設定項目は「輝度」だったので0~100まで消費電力の変化を調べました。
普段のパソコン作業では輝度を10に設定しているので消費電力は僅か13W。
思ったよりも省電力で運用できそうです。
【総評】
今回遅まきながら4Kモニターを導入しましたが購入して良かったと思いました。
購入前後に気になったり調べたポイントをいくつか挙げてみます。
一番迷った点はモニターサイズで27インチか30インチクラスにするかレビューや口コミなどを参考に長期間思案していました。
当初は27インチで4K表示にすると文字が小さくなるので買うなら30インチクラスにしようと思っていました。
しかし本機をパソコン作業でしばらく使ってみてわかったことは「視界は思ったより狭い」ということで、27インチでも視点移動のために結構首を使っていることを実感しました。
文字サイズの問題についてはモニター設定のスケーリングを150%程度にすることで解決できるのでパソコン作業の用途では30インチクラスは大きすぎだと思います。
映像鑑賞やゲーム用途など広い視点で見る場合は大きいディスプレイほど恩恵があるのは明白なので用途に応じたモニター選びが重要であることを再認識しました。
マイナスポイントを挙げるとすれば音質の悪い内臓スピーカーです。映像鑑賞や音楽など音質を重視する場合は別途外部スピーカーを用意した方がよいでしょう。
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