コロナ石油ストーブ RX-22YA 購入レビュー

1 電源不要・寒い部屋の必需品！小型でも驚異の暖房能力

電源不要・寒い部屋の必需品！小型でも驚異の暖房能力

石油ストーブ最強！

築年数の長い我が家は気密性が低いので冬になると室温が10度以下になることもあります。

今まで部屋の暖房器具として「ルームエアコン、石油ファンヒーター、電気ストーブ、石油ストーブ」と使ってきましたが石油ストーブに勝る暖房器具はないと思っています。

その理由としては以下のメリットが挙げられます。

気密性のない部屋でも全体的によく温まる
停電時でも暖をとれる
コンセント不要なのでどこでも使うことができる
鍋物料理などの長時間過熱やお湯を沸かせるのでガス電気代が節約
やかんを置いておけば部屋の湿度が保持できる
焼き芋やお餅なども焼ける

反面デメリットもあります。

給油の手間がかかる
ストーブで室温の調節ができない
部屋の換気が必要
人によっては点火消火時の臭いが気になる
オフシーズンの収納時には灯油を抜き取るなどの手入れが必要
燃費？(灯油価格による)

現在は8年前に購入したトヨトミ製の小型石油ストーブ「RS-S23D」を愛用していますが、コロナ製の小型ストーブがセールになっていたので台所用として購入したのでレビューすることにしました。

【参考記事】石油ストーブの替えしん交換【トヨトミRS-S23D】

商品開封

梱包箱外観

小型の石油ストーブなので梱包サイズも思ったよりもコンパクトです。

開封！

留め具の大きなホッチキス針はペンチを使わないと抜けませんでした。

開けると梱包箱の内フラップに「開梱のしかた」が図入りで記載されていましたので手順通りに本体を取り出しました。

内容物

内容物は「ストーブ本体、取扱説明書、紙2枚」でした。

点火に必要な乾電池(単一形×2本)は別売りなので別途用意する必要があります。

本体外観

本体外観とサイズ

各部名称

各部名称

タンク室と給油口

トヨトミ製の給油タンクの蓋はキャップ式なので給油のたびに灯油が手について臭くなってしまいます…

本製品の蓋はオープンつまみを引くだけで開けることができ、閉めるときも押すだけなので手が汚れることもなさそうです。

点火・消火操作

点火前の準備として本体背面下にある電池ボックスに単一形乾電池２本(別売)を正しく装着します。

点火操作

① しん調節つまみを「点火・燃焼」位置までまわします。

② 点火ボタンを押し込んで着火が確認できたら指をはなします。

点火後10分ほど経過すると燃焼状態が安定してきますが、しん調節つまみが点火位置のままだと炎が伸びた状態になります。

しん調節つまみを左方向に回して正しい炎の状態に調整します。

【正しい炎の状態とは】燃焼筒が十分に赤みを帯びており炎の長さが約4㎝以下の状態。

※しんを下げすぎると不完全燃焼となり一酸化炭素が発生するので注意！

消火操作

通常消化するときはしん調節つまみを「ニオイカット消火位置」まで左方向に回します。

地震発生時など緊急時にはスピード消火ボタンを押すとしん調節つまみがスピード消火位置まで自動的に回転します。

スピード消火を行うと臭いがきついので折角温めた部屋を喚起する必要に迫られますので、調節つまみを消火位置まで回して通常消火します。

室温の推移

室温11.9℃の6畳和室で2時間使用したときの室温推移は上図グラフのとおりです。

快適な温度と感じられた20℃に達するには約1時間40分も要しましたが、サーキュレーターなどで空気を循環させればもっと早く部屋全体が温まると思います。

なお部屋の大きさや気密性によって室温の推移は違うと思いますので参考程度に…

コロナ vs. トヨトミ

今まで使用していたトヨトミ製石油ストーブ【RS-S23D】と比較してみました。

トヨトミ製のほうがひとまわり小さいサイズです。

給油タンクの蓋がキャプ式だと給油時に手が臭くなり、キャップを置いた場所にも灯油が付着することが難点でした。

主な仕様比較

	コロナ：RX-22YA	トヨトミ：RS-S23D
サイズ(高×幅×長) (㎜)	475×452×324	446×422×330
質量(kg)	約7.4	約6.6
電池点火	単1形乾電池×2本	単2形乾電池×4本
使用燃料	灯油(JIS1号)	灯油(JIS1号)
燃料消費量(L/h)	0.218	0.219
暖房出力(kW)	2.24	2.25
タンク容量(L)	3.7	3.6
燃焼継続時間(時間)	約17	約16.4
替えしん	SX-2413Y形	TTS-129