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通話時間を任意で設定可能!無料通話時間内で強制終話してくれるので超過料金の心配無用
求めていたアプリに出会う
最近は主要MVNO各社の定額音声通話オプションが充実してきました。
「通話定額5分、10分かけ放題、無制限かけ放題」など用途に応じたメニューが用意されています。
コース選択で迷うのですが、考えられる利用シーンは予約電話などで5分以内に用件を終えることが殆どです。
長電話をする相手はだいたい決まっているのでSNSの通話機能を使えば問題ありません。
有料通話の場合、時間を意識しながら通話すれば問題ありませんが、子供や高齢者にスマートフォンを持たせている場合が心配です。
事前に「通話は5分以内で!」と伝えていても会話が弾めば長電話になる恐れがありますし、こちらから一方的に会話を終えにくい場合もあるでしょう。
超過分の料金はダイヤルQ2(死語?)にも匹敵する「1分あたり44円」もかかるので、1時間に換算すると2,640円もの金額になります。
これらの不安を解消できる対策はできないものかと思案していた時に見つけたのが、今回紹介する「通話時間タイマー」です。
指定時間にバイブレーション機能などで知らせてくれるだけではなく、強制的に終話してくれる正に求めていたアプリです。
通話時間タイマー。タイマーで自動終話アプリ
コシノ アツシ無料posted withアプリーチ
Android端末に限定されますが本アプリの特筆するべきポイントは設定時間になれば自動的に終話してくれることです。
インストール
Google Playアイコンをタップして検索窓に「通話時間タイマー」と入力します。
「通話時間タイマー。」を選択して インストール をタップ、完了したら 開く をタップします。
「連絡先」へのアクセスに対して 許可 をタップします。
「通話履歴」へのアクセスに対して 許可 をタップします。
「電話の発信と管理」に対して 許可 をタップします。
「デバイス内の写真やメディア」へのアクセスに対して 許可 をタップします。
「バックグラウンドでの常時実行」に対して 許可 をタップします。
OSがAndroid11以降の場合、 権限画面へ をタップします。
アプリ情報画面で「権限」をタップします。
アプリの権限画面で「使用されていないアプリ→権限を削除して空き容量を増やす」のチェックをオフにします。
左上の ← をタップして前の画面に戻ります。
「重ねて表示」を許可するため 権限設定へ をタップします。
「通話時間タイマー」をタップします。
「他のアプリの上に重ねて表示できるようにする」のチェックをオンにします。
以上でインストール~権限許可などの設定は完了です。
基本設定
インストール直後の初期設定では「バイブレーション通知機能が4分0秒後、終話機能が4分30秒後」になっています。
それぞれの時間設定を変更したい場合は 時間変更 をタップして時間を変更します。
まとめて設定を変更したい場合は 簡易設定 をタップします。
簡易設定画面ではそれぞれの時間変更と簡易項目の設定が行えます。
「フリーダイヤルは監視しない」にチェックをしておけば自動的に終話しないのでチェックを付しておきましょう。
設定が完了したら 登録 をタップします。
拡張設定
拡張設定タブをタップすると多岐にわたる項目の設定が可能です。
①オススメ設定(監視除外)
- フリーダイヤル考慮:フリーダイヤル(0120もしくは0800)にかけた場合は監視除外
- 緊急ダイヤル考慮:110,118,119発信は通話が切断されない様に監視除外
- 監視除外連絡先個別指定:家族内割引等の通知/終話が不要な発信先の場合に監視除外
- 監視除外連絡先に掛けた時:「通知/終話OFFで起動」又は「アプリを起動しない」
「フリーダイヤル考慮、緊急ダイヤル考慮」にチェックを付しておくことをお勧めします。
②起動時設定
- 起動時の初期(デフォルト)状態:通知OFF 又は 通知ON、終話OFF 又は 終話ON
- 終話対象コールバック:終話対象の通話の場合は起動時にバイブレーションでお知らせ
③終話設定
- 終話時アクションを行う:自動終話後の操作を指定
- SMSメッセージ:終話時に送信するSMSのメッセージを変更
- 特定連絡先終話時間を使用:特定の連絡先(家族等)の定額時間が異なる場合の終話時間の変更
- 手動終話時バイブレーション:手動終話時(相手からの切断含む)に振動でお知らせ
- 自動終話時バイブレーション:自動終話時に振動して通話時間タイマーによる切断をお知らせ
④表示設定
- ボタン表示指定:設定、通知、終話、リセット、終了、手動終話
起動時のボタン表示の有無が設定できます。
- ボタンデザイン設定:ボタンの変更や文字種類などを変更
- タイマーテキストデザイン設定:タイマーの色や文字種類を変更
- 表示位置:監視メニューの表示位置を指定
- ボタン拡大表示
ボタン拡大表示をチェックすると通知、終話、リセットボタンが大きく表示されます。
- 通話先表示:監視中の電話番号を表示
- 監視機能のボタン表示:チェックを外すと監視中のボタン非表示
⑤通知設定
- 振動パターン:デフォルト 又は 自作パターン
- 通知2を使用する:2回目の通知を実施
- 通知時間(通知2):指定した時間が経過すると振動でお知らせ
- 振動パターン(通知2):デフォルト 又は 自作パターン
- 通知3を使用する:3回目の通知を実施
- 通知時間(通知3):指定した時間が経過すると振動でお知らせ
- 振動パターン(通知3):デフォルト 又は 自作パターン
- Linkingデバイス使用:Linking対応デバイスに通知(デバイスによってLED点灯)
- ビープ音で通知(非推奨):ビープ音を鳴らします
- 音声読み上げで通知(非推奨):使用する場合は「本体の設定→言語と文字入力→音声読み上げ」の設定を行う
⑥監視履歴設定
- 監視履歴を使用する:監視履歴を使用する場合はONに設定
- 終話時間超過表示:終話時間を超過した場合に【超過】を表示
- 監視履歴削除
- 履歴表示件数指定
- プレフィックス番号除外
⑦着信設定
- 着信時監視起動:着信通話時にアプリを起動して監視を実施
- 電話帳未登録の番号は通知する:電話帳未登録者からの着信時に通知欄表示
⑧自動終話対応電話アプリ(非推奨)
- 専用の電話アプリを使用:Android9以降など通常のダイヤラで自動終話できない場合は 「通話時間タイマー」ボタンを押下
- デザイン変更:電話アプリのボタンの色や背景色等のデザイン変更
- スライドで受話:受話時の応答をスライド操作で実施
- ナビゲーションバーを自動で非表示:画面下部の戻るキー(△○ロボタン)を非表示
⑨その他設定
- 省エネモード(OFF推奨):電力抑制
- 起動後アプリ終了抑止時間:指定時間の間はアプリ終了を抑止
- 監視間隔ミリ秒(デフォルト1000):時間のチェック頻度を指定
- 端末起動時にバッグラウンド起動する:再起動後の通話でアプリが起動しない場合にONにすると改善する場合がある
- 通知欄に時間を表示する:通知欄の時間を非表示で電池消費を抑制
- アプリを使用する:チェックを外すとアプリ利用を中断
設定変更後は 設定終了 を必ずタップしてください!
監視履歴
監視履歴タブをタップすると履歴が表示されます。
発信ダイアログ
①発信確認ダイアログを使用:発信直前に宛先の確認用ダイアログを表示
②起動設定
- 起動を細かく指定する:起動パターンを設定。特定番号のみダイアログを表示させる等の制御が可能
- ヘッドセット接続時は表示しない:Bluetoothヘッドセット接続時は発信確認画面を非表 示
- ダイアログ前に終話させる:新しい機種などでダイアログ表示中に通話が継続する
場合にチェックすると改善する可能性あり
③表示設定
- 確認文言変更:発信確認画面の注意文言を変更
- 電話帳検索結果を表示:確認ダイアログに電話帳の登録情報を表示
- 発信ボタン色変更:発信ボタンの色を変更
- キャンセルボタン色変更:キャンセルボタンの色を変更
④プレフィックスナンバー設定
- プレフィックスナンバー登録:登録したナンバーは発信時に自動付与したり電話帳検索時に利用可能
- プレフィックス自動付与:発信時にプレフィックスナンバーを付与
- 宛先表示でプレフィックスを外す:設定したプレフィックスナンバーを外して電話帳を検索
設定変更後は 設定終了 を必ずタップしてください!
設定項目は多いですが「基本設定タブの簡易設定」の設定だけでも簡単に使うことができます。
Androidのバージョンや端末によっては設定した時間に終話できない場合もあるそうなので、インストール後は必ず動作確認を行った方が良いと思います。
Android11と12の端末で動作確認を行いましたが、希望どおりの動作をしてくれるので重宝しています。