IO DATA USB3.0 ポータブルDVDドライブ [DVRPUT8LK]
購入経緯
パソコンOSを再インストールする必要があり、最近ほとんど使っていない外付けDVDドライブを接続したところトレイが出てきません。
型番で調べてみると同様のトラブルが結構多いみたい。
このDVDドライブは2010年頃に買った内蔵型サイズのもので、ACアダプタも必要なタイプです。
トレイをピンで無理やり引っ張り出して何とか使いましたが廃棄することにしました。
光学ドライブを使うこと自体がほとんどないので代替品が必要か否か迷いましたが、時々DVDを見ることもあるので購入することにしました。
購入の検討
光学ドライブ自体に関心がなかったので、どのような製品がいいのか全く分かりませんでした。
性能にもよりますが、格安品が多くて似たような製品が多いことに驚きました。
選定基準として
- 知名度のあるメーカー取り扱い商品であること
- バスパワー駆動
- DVD-RAM
候補としたのは以下の商品です。
詳しく検討した結果
1はUSBケーブルが短くて本体直付けなので断線する恐れもあり、2と3はケーブルのUSB種類がMiniUSBだったので却下。
4は汎用性の高いMicroUSBケーブルを使用しているのが購入の決め手となりました。
商品チェック
箱の中身
対応機種 | USB 3.0/2.0ポートを搭載したWindowsパソコン、MacBook Air、Mac mini、MacBook Pro |
動作環境(Windowsパソコンのみ) | 対応CPU:Pentium4 2GHz以上、メモリー:1GB以上、ハードディスク:空き容量 1GB以上 |
対応OS(日本語版のみ) | Windows 10/Windows 8.1/Windows 8/Windows 7、macOS 10.12~10.13/OS X 10.6~10.11 |
本体重量 | 約270g |
本体外形寸法 | 幅:136mm×奥行:146mm×厚さ:14.6mm |
インターフェイス | USB 3.0/USB 2.0 |
保証期間 | 1年保証 |
ソフトウェア(ダウンロード提供) | 「B’s Recorder」、「LoiLoScope2」(30日フル機能版)、「CurioSound for I-O DATA」 |
さらに詳しい仕様はこちら
本体外観(保護フィルム付き)
本体表側の色はピアノブラックで指紋などが目立つ塗装仕上げです。
個人的感想では底面のような艶消しブラックの方が良かったと思います。
(当初レビュー写真は保護フィルムを剥がしていましたが、映り込みや反射がひどいので再度保護フィルムをつけて撮影しました。)
Micro-B USB3.0ポートにはUSB 2.0 Micro-USBコネクタでも使用可能。
DC INは別売ACアダプタから電源供給(バスパワーで動作しない場合)
開閉方式が前面に引き出すトレイタイプなので、前面スペースが必要です。
パッケージには「厚さ9.5㎜」を強調していますが、トレイ前面のベゼル幅のことです。
本体の厚さは14.6㎜あるので勘違いしますね…
付属のUSBケーブルは約50cmの長さで、USB3.0 Micro-Bコネクタなので太くて固くて使い辛いです。
しかしUSB3.0ポートは一般的なUSB 2.0 Micro-USBのコネクタが使用できます。
手持ちのUSB 2.0 Micro-USB(データ用)が使えるのが便利だと思いました。
身の回りのUSB製品はMicro-USBばかりなので、Mini-USB採用ドライブは選択肢に入れませんでした。
パソコンに接続すると自動的にドライブを認識してくれます。
プロパティーから採用しているドライブを確認してみました。
「L-DT-ST DVDRAM GUD1N USB Device」との記載があります。
「HL-DT-ST」とは日立とLGの合弁ドライブメーカーです。
動作音確認のためにDVDを再生してみました。
読み込み時などはそれなりに音は聞こえますが、DVD視聴時は非常に静かです。
ソフトウェアのインストール時や書き込み時に8倍速で動作する場合は「ウィーーーン」と唸るような風切り音がします。
総評
光学ディスクの使用頻度が極端に少なくなったので、DVDやBlu-rayドライブ製品に関しては全く興味もなくて知りませんでした。
今回購入して感じたメリットは以下のとおり。
- 薄くて軽くて持ち運びできるポータブルサイズ
- 汎用性の高いMicro-USBバスパワー駆動
- DVD再生時の動作音は静か
- 今となっては枯れた技術なので値段も手頃
唯一のデメリットは付属のUSB3.0ケーブルが固いことですが、USB2.0のMicro-USBが使えるので問題ありません。
記録メディアの競争激化で光学ドライブがここまで廃れるとは思いませんでした。
最近はDVDディスクに記録することもなくて使う機会がほとんどありません。
しかしソフトウェアのインストールやリカバリーなど、いざというときの為にあれば安心できます。
製品を登録して付属ソフトをダウンロードする手順は こちら を参照して下さい。