欲しかった0.1g単位まで計測可能なデジタルスケールを入手!
秤メーカーといえばタニタが有名なので、以前に購入レビューしたキッチンスケール「タニタ KJ-210M」を使用していますが0.1g単位で計測できないことが不満でした。
しかし高精度なデジタルスケールは総じて高価なので購入は見送ってきました。
タニタ製キッチンスケールのレビューは下記参照
デジタルクッキングスケールで炭水化物ダイエット?!【タニタ KJ-210M】
PC関連のセール品を検索をしていたところ、意外なメーカーのキッチンスケールを発見しました。
「エレコム」といえばコンピュータ周辺機器メーカーの有名処ですが、何故かキッチンスケールも取り扱いされていることに驚きました。
調理家電の類をエレコムから探すことは少ないと思われ、在庫が溜まっているのか特価品として販売されているようでした。
仕様を見ると0.1g単位での計測が可能と判明したので購入することにしました。
意外なメーカーから格安で高精度デジタルスケールを入手できたことに満足しました。
今回購入したのはエレコム製の「HCS-KS03」シリーズです。
カラーは「ホワイト、ネイビー、ピンク」の3色があり、ネイビーの「HCS-KS03NV」を選択しました。
HCS-KS03シリーズの主な仕様は以下のとおりです。
本体寸法(㎜) | 縦180×横130×厚33 |
本体重量(g) | 約250(乾電池含まない) |
計測範囲(単位:g) | 0.3~2,000 |
最小表示(0.1g単位)と計測精度 | 0.3~200まで、誤差±0.2g |
最小表示(1g単位)と計測精度 | 200~2,000まで、誤差±2~3g(※1) |
電源 | 単4形乾電池×3本(DC4.5V) |
オートオフ機能 | 2分間 |
動作モード | 通常計量、タイマー機能(※2) |
※1:200~1,000gまでは±2g、1,000~2,000gは±3gの誤差
※2:カウントダウン式タイマー:最大180分59秒まで
商品の特長や仕様が良くわかるしっかりとしたパッケージです。
内容物は「キッチンスケール本体、取扱説明書、試供用乾電池(単4形×3本)」です。
本体の材質は樹脂製で上面側は艶有りで下面側は艶無し仕上げとなっています。
ネイビーの場合は白い粉物などが付着すると汚れが目立ちやすいと感じました。
逆に目立つことにより汚れが見つけやすいメリットにもなると思います。
一般的なキッチンスケールと比較してタイマー機能に使うボタン(分・秒)があるので合計4箇所の物理ボタンが配置されています。
本体重量は仕様上で約250gですが乾電池を含めると約273gになりました。
デジタルスケールの多くは単4形乾電池を2本使用しますが、本機は3本必要なことがマイナスポイントです。
以前レビューしたタニタ製キッチンスケール「KJ-210M」と比較してみると表示部分が小さいですが文字が発光するので見やすさは劣らないと思います。
個人的な感想となりますが計量皿はタニタ製のようなマット仕上げのほうが埃の付着が少ないように思います。
下面側の電池カバーを外して単4形乾電池3本の電極を確認して正しくセットします。
表示部の文字は白く発光するバックライトタイプなので暗い場所でも視認性は良好です。
物体の正確な質量を計るには地域設定を行う必要があります。
これは緯度の違いによって重力加速度の影響を受けることで使用する地域によって誤差が生じるからです。
特に高精度スケールの場合、北海道で計った100gの物体を沖縄で計量すると99.86gとなり0.14gの誤差が生じます。
よって本機の場合は200gまで0.1g単位での計量が可能なので、0.28gもの誤差が生じる可能性があることになります。
地域の設定はモードボタンを長押しすると地域設定モードになり、0セットタイマーボタンを押すごとに地域番号が1~9まで順次切り替わります。
該当地域の番号を選択してからモードボタンを短押しすると設定は完了です。
計量方法は至って簡単です!
モードボタンを押して電源投入後に計量皿に載せるだけです。
早速試しに硬貨の重さを計量してみました。
1円、10円、100円硬貨を計量してみましたがいずれも規格どおりの量目が正しく表示されました。
0.1g単位の重さを知りたかった時のモヤモヤが解消できました!
容器などの重量を差し引いての計測も簡単にできます。
容器を計量皿に置いてから0セットボタンを押すと0.0g表示になります。
計量物を追加するごとに0セットボタンを押すだけで個別に計測する必要がないので便利です。
タイマー機能を使用するには電源投入後にモードボタンを短押ししてキッチンタイマーモード「TIMER」にします。
設定したい時間を秒ボタンと分ボタンから設定後に0セットタイマーボタンを押すとカウントダウンが開始されます。
時間が来ると「ピー!ピー!ピーッ!」と連続して鳴るので0セットタイマーボタンを押してアラームを停止します。