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靴紐の煩わしさを解消する履き脱ぎが楽になるアイデア商品
遂に100均ショップに登場!
ダイソーの店内を徘徊している時に他のお客さんが手に持っていた商品「結ばない靴紐」に目が釘付けになりました。
3年ほど前に「これは便利!結ばない靴ひも」というタイトルで紹介したことがありますが未だに愛用し続けている超便利グッズです。
この手の商品は「そのうち100均でも取り扱われるだろう」と思っていましたが今まで100均ショップで見たことがありませんでした。
急いでシューズ関連売り場に行くとお目当ての「結ばない靴ひも」が陳列されているのを発見!
いつ頃から販売されていたのかは知りませんが目立たない場所に陳列されていたので今まで見過ごしていた可能性もあります。
販売されていたのはシリコーンゴムタイプのホワイトとブラックの2色でした。
以前のブログ記事で紹介したタイプではありませんが、靴紐を結んだり解いたりする手間がかからない便利さを実感すると手放せないアイテムに変わりはありません。
長さの異なる7本のシリコーン製結ばない靴紐は各2本ずつ、合計14本入りです。
シューホール間のサイズは長い方から「6.4㎝、5.9㎝、5.5㎝、5.0㎝、4.6㎝、4.3㎝、3.9㎝」です。
白系の靴は持っていないので取り敢えずお試しとして黒を購入することにしました。
パッケージ台紙の説明
台紙裏に記載されている事項は下記のとおりです。
【ダイソー 靴ひも No.8】
特徴
- 面倒な靴ひも結びが不要
- 伸縮性があり適度にフィットするので運動にも
- 脱ぎ履きがラク
- シリコーン製だから水や汚れに強くお手入れ簡単
使用方法
- 本品の先端部分をシューホールにしっかり挿し込み内側から軽く引っ張ります。
- 片側のシューホール全てに、1と同じように挿し込みます。
- 反対側も下の段より挿し込みます。
- 軽く上に引っ張りしっかりと挿し込まれていることを確認します。
お手入れ方法
- 汚れた場合は水またはお湯で薄めた中性洗剤で拭き取ってください。
保管方法
- 直射日光・高温多湿の場所は避けてください。
使用上の注意
- シリコーンは特有の臭いがすることがありますが、徐々に弱くなります。
- サイズが合わない場合は使用しないでください。
- 強く引っ張らないでください。
- 尖ったもので傷つけないでください。
- 色移りする場合があります。
- たわし、又はクレンザーは使用しないでください。
- 乳幼児の手の届かない場所で使用・保管してください。
- 破損した場合、直ちに使用を中止してください。
- 火や熱源のそばに置かないでください。
- 本来の用途以外に使用しないでください。
材質:シリコーンゴム
生産国:中国
外観と各部寸法
シリコーン性ですが繊維模様が施されているので思った以上に普通の靴紐に見えます。
模様があるのは表面だけで裏面にはありません。
各部寸法を測ってみましたが伸縮性のある素材なので多少の誤差があると思います。
紐の幅は約7mmなのでスニーカーなどのカジュアル系の靴に似合いそうです。
厚みは約2mmで両端部はシューホールから抜けにくいよう約3mmと太くなっています。
それぞれどの程度伸びるのか引っ張りながら長さを測ってみました。
引っ張る強さは一定ではないと思いますので伸ばした時の寸法はあくまで目安です。
当たり前ですが長い方が伸び代も大きくなります。
スニーカーに取り付け
スニーカーのシューホールは小さいので取り付けは少し手間取りました。
小さな穴は通しにくいですがその反面抜けにくいメリットがあります。
最も無難なシングル式で取り付けてみましたが見た目が素っ気なくシンプル過ぎるのかイマイチな印象です。
紐の模様つきなので見た目は付属の靴紐と比較しても見劣りすることがありません。
伸縮性のあるシリコーン素材のおかげで履いたり脱いだりするのが非常に楽ちんです!
クロス式で取り付ける場合は同じ長さのものを合計4本使うことになるので「2セット分用意」する必要があります。
シングル式に比べてクロス式の方が見た目も良いと思います。
ネイビー色のスニーカーでも黒色ならそれほど違和感を感じられません。
蝶々結びの部分がないので見た目がシンプルですっきりとしていい感じです。
取り付ける以上に取り外しは難しく、あれこれ試してみましたが無理に引っ張ったので千切れてしまいました…
事前に取り付け後のイメージを十分に考えてから取り付けましょう。
簡単な脱着法を考えてみた
小さなシューホールへの取り付けは手間がかかりますので何かいい方法がないものかと思案してみました。
そこで思いついたのが細い糸を使った取り付け方法です。
使用する糸は細くて切れにくければ何でもいいと思いますが、最も適していると思ったのが「歯間フロス」です。
細い割に強度も抜群で適度な腰があり「結ばない靴紐」の小さい突起に結び付けても外れにくくて小さい穴にも通しやすい最適な糸だと思います。
上図のように端の突起部に歯間フロスをしっかりと結び付けます。
歯間フロスの二本の糸をまとめてシューホールに通します。
ゆっくりと歯間フロスを引っ張ります。
結ばない靴紐を簡単に通すことができました。
この方法は取り外すときにも応用できて比較的簡単に取り外すことができました。
感想まとめ
今回紹介したシリコーンタイプの「結ばない靴紐」は以前の記事を書いた当時からありましたが、コストパフォーマンスが悪かった記憶があります。
それが110円で買えるのですから数ある100均商品の中では間違いないなくおススメできる一品です。
実際に使ってみて感じたメリットとデメリットなどは下記のとおりです。
【メリット】
- 靴紐を結んだり解いたりする手間が不要
- 紐の模様があるので違和感がない
- シリコーン性なので耐水性があり汚れにくい
- 110円で入手できる
【デメリット】
- 小さいシューホールへの取り付けが困難
- 取り外すのは更に困難
- 無理に引っ張ると千切れてしまう
- 足への締め付け具合調節ができない。(「ゴム紐&ストッパータイプ」なら調節可能)
- カラーラインナップが白と黒の2色しかない
【注意点】
- 一足に付きパッケージのような「シングル式」なら1セットの使用ですみますが、「クロス式」にする場合は同じ長さを左右で4本使用することになるので2セット必要になります。
思いのほか気に入ったので他の靴も取り換えることにしました。
入手したダイソーに再び行きましたが黒色が売り切れて白色しかありませんでした。
他店のダイソーにも行きましたが欲しい黒色在庫が少ない反面、白色は沢山ありました。
100均ユーザーの皆さんは良品を良く知っているようで無難な黒色は品薄になっている印象をうけました。
履いたり脱いだりする際に靴紐を結んだり解いたりする手間がない「結ばない靴紐」の便利さを是非とも体験してみて下さい。
ちなみに通販でも100均商品と同じ形状の「結ばない靴紐」が取り扱われています。
100均商品と違う点は豊富なカラーバリエーションと10本のサイズが左右セットで20本あります。
締め付け具合が調節できるタイプもあります。