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冬季衣類のお手入れ必須アイテム!使える100均家電の紹介
冬物衣類の悩み
冬の衣類で気になることと言えば「毛玉」です。
以前は安全カミソリで撫でるように毛玉を除去していましたが、効率が悪いうえに衣類を傷つけてしまう可能性もあります。
原始的な方法では限界がありますので、電動の毛玉取り器を検索してみると「100均の毛玉取りが優秀」との噂を見たので早速100均ショップに探しに行きました。
冬の定番アイテムのようで、複数のカラーが目立つ場所に陳列されています。
パッケージ裏面の記載
使用方法
1.電池ボックスのカバーを外し、+-が正しい向きで電池を入れます。
2.溜まったごみを捨てる時は本体の刃を上に向け、スケルトンケースのみを斜めに引き上げて外します。ゴミを捨て、スケルトンケースを取り付けます。
回転が悪くなった場合
- Cの裏側を潤滑油などを染み込ませた布で拭きます。
- CをしっかりとDに設置し、Bを閉めます。
※Bをきちんと閉めてから、電源を入れてください。
※Bを取り外す際は、電源をOFFにし電池を取り外した状態でBを取り外してください。
保管方法
- お子様の手の届かない場所に保管してください。
使用上の注意
- モヘヤアンゴラカシミヤ等の毛の長い製品、薄い生地の製品、模様編みのセーター、高級品に使用しないでください。
- 生地に本品を強く押し付けないでください。
- 着衣している衣類に使用しないでください。
- 水で濡らさないでください。
- 分解や改造をしないでください。
- 電池はプラスマイナスを正しくセットしてください。
- 新しい電池と古い電池、種類の違う電池を混ぜて使用しないでください。
- 長期間使用しない場合は電池を外してください。
- 変形・破損した場合、直ちに使用を中止してください。
- 本来の用途以外に使用しないでください。
材質など
ABS樹脂、ポリスチレン、スチール
中国製
商品の詳細
本体サイズ
- 高さ:約74mm
- 長さ:約78mm(外刃カバー含む最長部)
- 幅:約35mm
- 重量:約67g(電池を含まない)
見た目や質感などは非常に良く出来ており100均商品には見えません。
回転式の電気シェーバーと仕組みは同じようです。
本体には外刃カバー、電池ボックスカバー、スケルトンケースが取り付けられており、何れのパーツも簡単に取り外せるようになっています。
電池ボックスカバーの裏には、毛玉カス掃除用のハケまで付属しています。
電池は単3形を2本使用します。
アルカリ電池が推奨されているようですが、繰り返して使える充電池を使用したほうが経済的です。
アルカリ電池よりも電圧が低いですが問題なく使えます。
パナソニック製単3形充電池2本を装着したときの重量は約119gとなります。
使ってみる
前開きベスト(アクリル70%、毛30%)
特にボタン付近に毛玉ができています。
毛玉ができた場所を撫でるようにして外刃を滑らせると、動作音の変化で毛玉が取れていることがわかります。
使用上の注意ポイントは決して強く押し当てないことです。
気になるところを約2分ほどの使用で簡単に取り除くことができました。
毛玉はスケルトンケース内部にどんどん溜まっていきます。
厚手靴下のかかとにできた頑固な毛玉も軽く当てるだけで簡単に取れます。
写真は同じ場所を見やすく比較できるようにテープを貼っています。
100均商品とは思えないくらいよく取れます。
分解してみた
ネジ式の外刃を取り外すと内刃にアクセスできます。
内刃は3枚取り付けられています。
バネで内刃が上下するようになっており、100均とは思えないクオリティーです。
電池ボックス内のネジを取ると、モーターが収められている内部を見ることができます。
モーターには型番と思われる「PZY-131」の記載が確認できました。
総評
100均家電としては評判通りの非常によくできた商品だと思います。
十分な実用性を兼ね備えた季節家電が、わずか100円(+税)で販売されていることに驚きます。
安価な衣類などの毛玉除去はこれで十分だと思います。
ただし、注意書きにも書かれているようにカシミアなど高級衣類には使用しないほうが良いと思います。
理由としては、外刃面積の大きさや電池式による切れ味不足、切除する毛足長さ調節機能がないので生地を傷めてしまうことが挙げられます。