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100均で購入したLED電球を有効利用するためのコード付きソケット(スイッチ付)を自作
100均LED電球の有効利用
ダイソーで60WのLED電球を購入しましたが「ちらつき現象」による目の疲労が懸念され、部屋での使用を断念しました。
しかし、使用場所を限定すれば使えそうなので、家の裏側となるバックヤードで使うことにしました。
使用するためにはE26のソケットがついた電源コードが必要となります。
設置場所は高い場所となるので、手許でオンオフできるスイッチも欲しいと考えていました。
市販されているペンダントライトなど多くのコードソケットも販売されていますが、スイッチの位置や長さが希望にあう器具がありませんでした。
それならば、自分で作れば設置場所に合ったものが安くできるのでは?と思い、必要な材料を調べてみました。
使用材料
コードソケット作成に使用した材料は以下のとおりです。
- キーレスソケット(E26)
- ロータリーコードスイッチ
- コンセントプラグ
- 平型ビニールコード
- 丸形裸圧着端子
- 熱収縮チューブ
丸型裸圧着端子と熱収縮チューブはなくても作成できます。
コンセントプラグと平型ビニールコードなどは手持ち品を再利用しましたので、費用は400円ほどですみました。
使用工具類
使った工具類は以下のとおりです。
- ワイヤーストリッパー
- 電工ペンチ
- プラスドライバー
- 万能ハサミ
- カッター
コードソケットを作成
キーレスソケット(E26)、ロータリーコードスイッチ、コンセントプラグはいずれもネジを外しておきます。
ワイヤーストリッパーを使って平型ビニールコードの被覆先端約5mmを剥ぎ取ります。
電工ペンチを使って裸圧着端子をコードのより線部分に圧着します。
コンセントプラグ内部のネジを外して圧着端子をネジ止めします。
コンセントプラグのカバーを元どおりにして完成。
続いてキーレスソケットにもコンセントプラグと同じ要領で平型ビニールコードを取り付けます。
圧着端子を取り付ける前に熱収縮チューブを予め平型ビニールコードに通しておくのを忘れないように!
収縮チューブは圧着端子同士がショートしないようにするためです。
キーレスソケット本体金具に圧着端子をネジ止めします。
熱収縮チューブを端子に被せてライターで軽く炙るとチューブが縮んで固着されます。
蓋カバーを元どおりにして完成です。
コンセントプラグとキーレスソケットに平型ビニールコードを接続できたらLED電球をソケットに取り付けて点灯するか確認してみます。
問題なく点灯しました。
スイッチの取り付け
このままでも使用できますが、利便性を考えて平型ビニールコードの途中にロータリーコードスイッチを取り付けます。
スイッチ本体のネジを外してカバーを取り外します。
スイッチを取り付けたい位置を決めたら、平型ビニールコードの片方を切断して写真のように分離させます。
カバーの溝に沿ってコードを嵌め込みます。
スイッチ本体にカバーを押し込むように取り付けると、写真赤矢印の金具がコード被覆に刺さって通電する仕組みです。
※あまりきつく押し付けるとカバーが割れるので注意!
ネジ止めしてオンオフ機能が正常に働くかを確認します。
設置方法
LED電球の設置方法について、フックのようなものをソケットに取り付けられないか検討していました。
しかしソケットにLED電球を取り付けた状態でもわずか71gしかありません。
これくらいの重量であれば平型ビニールコード自体に自重がかかっても問題ないと思います。
結束バンドを2本使ってフックに引っ掛けるための輪を作ります。
コードが鋭角に折れ曲がらないように結束バンドでコードを固定、バックヤード屋根のフックに取り付けて完成です。
広配光タイプなので思ったより広範囲を明るくすることができました。
もうひと手間
昭和の裸電球をイメージして「笠」を取り付けようと思いました。
重いものは使えないので、候補として紙製皿かカップ麺の容器などが思い浮かびました。
自宅の台所を漁ってみたところ、100均のペーパープレートがありましたので、それを利用してみました。
電球はE26ソケットなのでデザインナイフを使って直径27mmの穴を中央部にあけます。
LED電球のソケット部にペーパープレートを通してソケットに取り付けます。
笠があるほうが照明器具という感じがしますし、光が反射して下方を照らす光量も増えたと感じました。