目次
無料とは思えない多機能ドライブレコーダーアプリ「DailyRoads Voyager」で余ったスマートフォンを再利用(その1)
過去記事にて、余ったスマートフォンをドライブレコーダーとして活用する際のスマホホルダーを紹介しました。
今回はAndroidスマートフォンをドライブレコーダーとして利用するためのアプリ「DailyRoads Voyager」の導入~設定方法についてわかる範囲で紹介したいと思います。
無料アプリにも関わらず設定項目が非常に多いので、(その1)と(その2)に記事を分けております。
インストール
本アプリの導入要件等は以下のとおりです。
・Android専用アプリ
・Android Ver2.3.3以上
・Pro版との違い:広告なし、デバイス起動後開始
インストールを選択
権限の項目を確認して同意するを選択すると自動的にインストール開始
インストール完了後に開くを選択
「今後は表示しない」は必要に応じてチェック 続行を選択
起動時のスタンバイ画面になればインストールは完了です
インストール後は特に設定を変えなくても使うことができます。
起動時画面の説明
- 上部横棒アイコン:データファイルの閲覧
- 上部歯車アイコン:設定
- 縦三点アイコン:製品について、問題、有料オプション、プライバシーポリシー(英文)、終了
- 白丸アイコン:録画開始終了
- カメラアイコン:写真撮影
- 右下アイコン:シーンモード切替
インストール完了後のスマートフォンには、「DailyRoads Voyager」と録画ファイルを視聴用「DailyRoadsファイル」の2つのアイコンができます。
設定
以下★印は変更した設定項目です。
設定は起動時画面右上の歯車アイコンを選択します
設定項目メニュー
設定項目は以下のとおり
- 一般
- カメラ
- ビデオ
以下の設定については記事(その2)を参照してください
- 写真
- バックグラウンドモード
- 自動モード
- 表示オプション
- オーバーレイ
- ファイルストレージ
- DailyRoads.com
設定 → 一般
一般 設定項目
「新しい方式」を選択
画面の明るさ
「デフォルト」にチェック
チェックを外すと任意の明るさに調節可能
ロック画面を表示し続ける
ロックされた映像写真を画面OFFにしても表示する機能?
デフォルトのままでチェックなし
メイン画面の戻るボタン
よくわからないのでデフォルトの「追加手順」
逆geocode(自動)
ロックされた映像写真のGPS位置情報をオンラインで位置情報を確認できる?
デフォルトのままチェックなし
ローミング中にネット接続
よくわからないのでデフォルトのままチェックなし
★バッテリ温度のしきい値
未設定のチェックを外すと設定可能
スライドしてバッテリ温度のしきい値を任意設定
バッテリ温度しきい値に達した場合、負荷を少しでも減らすためにアプリ動作を選択可能
ビデオ画質を切り替えて負荷を軽減
低画質(LQ)を選択
設定 → カメラ
カメラ 設定項目
向き
スマートフォンの設置する向きの設定
自動を選択(画面上下を自動で感知転回します)
★カメラキャプチャ時の音量調整
チェックを外すと任意音量設定可能
デフォルトは2ですが音が結構大きかったので1に変更
カメラモード
デフォルトでは未設定になっていますが、このままでも問題ないと思います
カスタムを選択
シーンモード、ホワイトバランス、露出補正、アンチバンディング、エラー時のフォールバックの詳細設定が可能となります
シーンモード→未設定
ホワイトバランス→未設定
露出補正→未設定
★アンチバンディング→関西地域なので60Hzを選択
信号機や電光掲示板などの縞表示を抑える機能と思われます
エラー時のフォールバック→デフォルトのカメラモードで続行を選択
設定 → ビデオ
ビデオ 設定項目
★ビデオ品質
ビデオ品質はあらかじめ設定された6つの中から選ぶのが無難だと思います
ビデオ品質のカスタムを選択すると、選択できなかった項目が個別に設定可能となります
スマートフォンのカメラ機能に応じて解像度が選択可能
高解像度を選択した場合は温度上昇で機能停止になることがあります
(バッテリ温度のしきい値を設定した場合は選択した動作となります)
ビデオエンコーダー
動画のデーター圧縮方式の選択
数字が大きいほど圧縮率が高くてファイルサイズも小さくなりますが、端末の処理負担が大きくなると思われるので温度上昇の一因になるかも?
デフォルトのH.264を選択
ビットレート
「高」を選択すれば高画質映像を撮れますが、ファイルデータも大きくなるとともに端末の温度上昇も考えられますのでデフォルトの「中」を選択
フレームレート
1秒間の映像にある静止画の枚数のことです。大きいほど緻密な映像となりますが、ファイルデータも大きくなるとともに端末の温度上昇も考えられますのでデフォルトの「中」を選択
各フレームレートの値は【高:30fps、中:25fps、低:10fps】
ファイル形式
3gppとmp4のどちらかを選択→mp4を選択
フォーカスモード
継続的
継続的+オートフォーカス
無限
オートフォーカス
ビデオカメラ操作
安定性を重視を選択
ビデオ安定性
チェックを入れる
★ファイルごとのビデオの長さ
デフォルトは120秒ですが、5分毎の300秒に設定
デフォルトでビデオに音声を含める
いざという時のために音声は含めたほうがいいかも…
しかし記録容量が大きくなると思います
事故時の衝撃(G)を端末が感知したときにビデオを保持するための設定
どの程度の数値を設定すればいいのかわからないのでデフォルトの「3g」
ロックのみ
ビデオ保持のファイルをロックする設定
ロックされたファイルはSDカードの記憶域が最大になっても自動削除されないと思われます
音を再生
着信音の設定はサウンドなしを選択
メーカーオプション
Samsung通常のAndroidコード
よくわかりませんがSamsung製のスマホではないのでチェックなし
自動アップロード
自動的にファイルをDailyRoads.comのサーバーへアップロードする機能
SIMなし運用の端末なのでこの機能は利用したことがありません
利用する場合はデータ容量に注意が必要です
項目内の「ビデオファイルがありません」を選択
自動アップロード「ビデオファイルがありません」以外を選択した場合
選択できなかった以下の項目が設定可能となります
- アップロードするビデオのサイズ上限
- ローミング中でもアップロード
- ジオタグされたもののみアップロード
- アップロード後に削除
以降は次の記事(その2)へ続きます。
参考動画
映像品質は端末のカメラ性能によるところが大きいと思います
使用端末カメラ性能:ZTE製Blade L3【カメラ】背面500万画素