自作カバーで埃からモニターを守ろう!
前回記事の27インチ4Kモニターレビューの関連ブログとなります。
パソコン使用後はモニターを保護するために梱包されていた袋で覆っていました。
しかし梱包材はゴワゴワした質感なうえモニターサイズよりも大きいので毎回覆ったり取ったりするのが面倒に感じていました。
もっと手軽にモニターを覆えるものはないか調べてみると多くのモニターカバーが販売されていましたが、ただの布カバーの割には価格が高いと感じました。
(※帯電防止等の付加価値はあるようです)
不織布のような生地を使った商品も見かけたので「100均商品で自作できるのでは?」と思い立ち100均ショップに行きました。
「収納」に関するコーナーで使えそうに思えたのはスーツ収納袋とパイプハンガーのカバーです。
スーツ収納袋はファスナー付きなので背面のスタンドやアームの部分を避けることができます。
必要な高さでカット後に上部を裏側からミシンで縫製すれば良さそうなモニターカバーができると思いましたがミシンがないので却下…
パイプハンガー用カバーは上部が二つ折りに縫製されているのでモニターサイズに切るだけで簡単にできそうだと思い購入してみました。
二つ折り時の寸法は約94㎝×60㎝でした。
対する27インチモニターの大きさは約62㎝×40㎝なので全体を覆うための十分な大きさがあることを確認。
裁断する前にできるだけ折り癖がなくなるようにアイロンがけを行いました。
(※アイロンの温度は必ず低温設定で!)
裁断寸法はモニターサイズ+3~5㎝を目安として65㎝×45㎝としました。
裁ちばさみを使って二つ折りの状態のまま切ります。
モニター背面のスタンド部も切っておきます。
裁断した側はほつれ止めの処理がされていない状態になるので約1㎝幅で折ることにしました。
そのままでは折癖がつかないのでアイロンをかけます。
背面部の切り欠き部も同様に1㎝程度の幅で折りました。
より強力な折り目をつけるためにアイロン温度を中にして押し付けたところ溶けてしまいました!(泣)
改めて生地の材質を確認したところ「ポリプロピレン」と記載されていたので耐熱温度を調べてみると融点は約160度とのこと。
しかし不織布繊維の耐熱温度は100度程度しかないようで100度以上の熱をあてると溶けるので注意が必要とのこと。
赤外線放射温度計でアイロンの中温度を測定してみたところ151度!?
アイロンを弱温度にすると118度…
※不織布のアイロンがけは必ず「弱」で行うこと!一つ勉強になりました。
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気を取り直して丈が短くなりますが溶けた部分を避けて切りました。
折り目が戻らないように等間隔で両面テープで貼り付けておきました。
少し丈が短くなってしまいましたがモニターカバーとしての役目は十分果たせそうです。
背面も想定通りカバーできています。
パソコン使用中はコンパクトに折りたためるので置き場所を取らないのも良かったです。
100均商品を加工してのモニターカバー自作はそれほど手間もかからず安上がりなのでお勧めできます。