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愛用自転車「あのねGo号」が突然のパンク!前後のタイヤ交換費用は7000円~
前輪パンク
それは突然やってきます…
サイクリング♪ サイクリング♪ 快調に走行しているときでした。
突然ハンドルがとられてペダルも重くなってきました。
前輪を見ると明らかに空気が抜けている状態です。
できるだけ前に進みましたが間もなく完全にパンク状態となりました。
入念にタイヤを確認しましたが釘などを踏んだ形跡はありませんが摩耗が酷いです。
仕方なく近くの自転車屋を検索したところ約3kmも離れており、炎天下のなか押して歩くしかありません。
タイヤ交換費用
ようやく自転車屋にたどり着いてパンク修理を依頼します。
しかし自転車屋曰く「このタイヤの状態でパンク修理してもお金の無駄になるのでタイヤ交換したほうが良い」とのアドバイス。
確かにタイヤ内部の繊維が見えるまで摩耗していますし、無数のひび割れも発生しています。
しかも前後輪共に…
前後のタイヤ交換をした場合は7000円ほどかかるとのことなので、判断が悩ましいところです。
店先には状態のいい中古自転車が6000円~で売られています…!
とりあえず応急的にパンク修理だけをお願いしましたが、店主からはすぐにパンクしても補償できないと念を押されました。
さすがはプロです!あっという間にパンクの修理が完了。
パンク修理工賃 800円也。
小石などを踏まないように、できるだけ道の端っこを走行しないほうが良いとのアドバイスをしてくれました。
タイヤを通販購入
自分でタイヤ交換することに決めたので早速26インチ(WO26X1-3/8)の自転車タイヤを探すことにします。
ホームセンターにも売っていますが一番安いタイヤとチューブセットでも1本で2,000円近くもします。
すぐに手に入らないのが難点ですが、通販で送料込みで買うほうが断然安いです。
今回購入したのが「IRC WO 26X1-3/8 シティコンフォート 耐摩耗(86型) タイヤ&チューブ各2本セット」です。
注文してから2日後に商品が届きました。
段ボールに入って届くと思っていましたが、そのままの状態で届きました。「こわれもの?」シールが貼付されていますが全く問題ありません。
タイヤに巻き付けられた封筒には販売店からのお知らせと納品書が入っていました。
梱包ビニールをくるくると剥がして中身を確認します。
タイヤ、チューブ、リムテープが各2本分。
タイヤ側面には目立つメーカーロゴ、タイヤ交換の目安となるスリップサイン(T.W.I)、サイズ規格や空気圧が標示されています。
チューブは肉厚の1.2㎜が使われているようです。通常のチューブは0.9㎜なので耐久性も期待できそうです。
前輪タイヤ交換
前輪タイヤは後輪に比べて比較的簡単に交換作業ができます。
タイヤ交換に準備する工具類の紹介です
- プラスドライバー
- タイヤレバー
- レンチ(15㎜後輪用)
- レンチ(14㎜前輪用)
- レンチ(10㎜)
- ペンチ
他に手が汚れるので軍手やウエスも用意しましょう。
さらに自転車作業用のスタンドがあれば作業が捗りますが、今回は脚立で代用しました。
前輪を自転車本体から外すためにはフロントフォークのナット(14㎜)を外すだけです。
取り外しの順番は以下のとおりです。
- ナット(14㎜)
- ワッシャー
- 泥除けステー
- フロントバスケットステー
- 舌付ワッシャー
- 前フォーク(本体部)
取り外し前に写真などで順番を記録しておくことをお勧めします。
タイヤをホイールから取り外すためにバルブキャップ→袋ナット→ムシ→リムナットの順に取り外します。
リムとタイヤの隙間にタイヤレバーを複数箇所差し込んで、こじるようにホイールからタイヤを外していきます。
ホイールにリムテープを取り付けます。
バルブ穴の位置を合わせて押さえておき、指を入れてぐるりと一周均等になるように調整して取り付けます。
古いタイヤを取り外した時とは逆の手順で、バルブの位置から順にホイールリムにタイヤを嵌め込んでいきます。
タイヤ内のチューブがよじれたり偏ったりしない様に手でタイヤを揉みます。
最後にタイヤレバーを使ってリムに嵌め込みますが、チューブを傷つけないように注意が必要です。
100均で虫ゴム交換不要の「スーパーバルブ」なる商品を見つけたので今回のタイヤ交換に合わせて取り付けてみます。
虫ゴムの交換は小さい部品ではありますが、結構大変な作業ですのでこのようなアイデア商品は助かります。
付属の標準バルブよりも短めです。
空気抜けの原因ともなる虫ゴムが不要なので耐久性も期待できるかも。
空気を少し入れてタイヤを揉んで中のチューブ位置やねじれを安定させます。
ホイールリムとタイヤの境目にも歪みやブレがないか、確実に嵌っているかを再度確認します。
ついでに100均で見つけたブレーキゴムも交換しておきます。
新品と比べるとかなり摩耗しています。
これだけ摩耗するとブレーキレバーの遊びがかなり大きくなり、効き具合も悪くなって危険です。
取り外しと逆の手順で前フォークにタイヤを取り付けます。
ナット(14㎜)を本締めする前に前輪を回転させてタイヤ中心、リムとタイヤにブレがないか確認します。
最後に空気を入れて作業完了です。
ついつい多めに空気を入れてしまいがちですが、空気圧が決められています。
タイヤには空気圧300 kPaと標示されていますので、エアゲージがあれば確認しましょう。
総評
タイヤは消耗品なので交換は避けることができないパーツです。
自転車屋で前輪のタイヤ交換を依頼した場合には約3,000円も工賃がかかります。
前後のタイヤ交換ともなれば約7,000円もの出費となります。
10,000円ほどで新品の自転車が買えるのでタイヤの交換費用は躊躇う金額だと思います。
しかし自分で交換すれば半分以下の費用で好きなメーカーの新品タイヤに交換できます。
前輪のタイヤ交換はそれほど難しくないので自分で交換してみてはいかがでしょうか?
この空気入れは材質が樹脂製なので持ち運びが非常に軽くて便利です。
ポンプ式ではありませんがあまり力を入れなくても空気が入ります。