ダボ穴のないクロスバイクにママチャリ用荷台を強引に取り付ける!
荷台のついていない27インチのクロスバイクに乗り始めたのですが、やはりリアキャリアはあった方が便利だと思うことが多いです。
リアキャリアを取り付けるべく下調べしてみると、取り付け用の穴(通称:ダボ穴)がないタイプの自転車なのでそのままでは取り付けることができません。
しかし前回記事で紹介したオプションパーツ「MINOURA(ミノウラ)シートポストクランプ MT-800N用」を取り付けることにより解決できそうです。
本オプションパーツは「MT-800N」というリアキャリア専用品となっており、やや高額なうえに「クイックエンドアダプター」という別売りパーツなども必要となるようで出費がかなり嵩みます。
リアキャリア設置に6,000円以上も出費するのは躊躇ってしまいます。
何とか安くできないかと思案した結果、ママチャリなどに搭載されているリアキャリアを取り付けてみようと思いました。
よく見る一般的なリアキャリアの27インチ用をホームセンターにて購入。
本製品はシートピン止め用ですが付属の金具は今回使いません。
取付説明書にはハブ軸の取り付け順序が図解されているので参考になります。
シートピン止め用金具は使わないので取り外しておきます。
本体はスチール製なので重量は1kg以上ありました。
シートポストクランプへ取り付けるためのボルトを仮締めしてみたところ、六角穴付ボルトの長さが少し短い。
ホームセンターで別途取り付けボルトなどを購入しました。
- ステンレス製六角ボルト(M6×80㎜)×1
- M6六角ナット×1
- M6スプリングワッシャー×2
- M6平ワッシャー×2
シートポストクランプの付属金具はスペーサーのみ使用します。
後輪ハブ軸のキャップを外します。
六角ナットを取り外すには15㎜レンチを使用します。
仮付けしてみると尻上がりな状態となり泥除けにも接触しそうです。
キャリアを水平に設置するには強引に曲げる必要があります。
万力などの隙間に先端を差し込んで力を加えれば梃子の原理で比較的簡単に曲げることができました。
寸法を確認しながら徐々に少しずつ曲げるのがコツです。
ほぼ水平に取り付けられることを確認してハブ軸ボルトとシートクランプ取り付けボルトを本締め。
リアキャリアに板を置いて水平器アプリで測定すると傾斜は0.5度でした。
ママチャリなどに取り付けられるリアキャリアですがクロスバイクでもそれほど違和感は感じられません。
専用のリアキャリアに比べて出費を大幅に抑えることができたので大満足です。