DAISO 自動車用 USBタッチセンサーライトを買ってみた
同じようなタイプの100均USB給電LEDライトは既に持っていましたが、本体にオン・オフスイッチがないことが不便だと感じていました。
セリアのLEDライトは昼白色で明るい割には消費電力が小さい点がお気に入りです。
発熱も小さくてモバイルバッテリー使用時でも長時間の使用が可能です。
普段はUSBスイッチ付アダプタをつけてパソコンのキーボード用照明として使用しています。
別売りスイッチでオンオフは可能となりますが、スイッチが小さいので操作し辛いうえに全長が長くなってしまうことが難点です。
このようなタイプのLEDライト本体にスイッチが内臓されていればもっと使い勝手がよくなるのに、と思っていたときに見つけたのが「USBタッチセンサーライト」です。
陳列商品の「タッチセンサー」というキャッチフレーズに食いつきました!
ライトの色がイエロー(電球色)なのが気になりますが、早速購入して使用感を試してみます。
裏書の説明には
「USBはパソコン、USB-ACアダプター、携帯バッテリに接続して使用できます。」
「ライト上部を触るとON/OFFが切り替わります。」
と記載されており、軽く触れるだけでスイッチ操作できるのが非常に便利そうです。
なぜ「自動車用」と限定的に書かれているのかわかりませんが、自動車以外の使用でも特に問題はないと思います。
本体はシリコンというよりはプラスチック的な固めの素材感がします。
角度調節にアーム部分を曲げるのがセリア製よりも若干固いです。
セリア製のLEDライトと比較しながら見ていきたいと思います。
ダイソー製は上下に継目がありますが、セリア製は継目なしの一体型です。
セリア製のLEDライト背面部には放熱用と思われる銀色シートがあります。
ダイソー製のLEDライト背面内部にはタッチセンサーが内臓されていると思われます。
ダイソー製LEDライトは電球色(暖色系のオレンジっぽい光)でセリア製LEDライトは昼白色(中間色の白っぽい光)です。
好みがあると思いますがセリア製LEDライトのほうが見やすくて、ダイソー製の方は少し眩しく感じました。
光の照らす範囲はセリア製のほうが広範囲で見やすい感じがします。
偏光板を通して内臓LEDを見ると、ダイソー製が3LEDでセリア製が6LEDなのがわかります。
消費電力を比較してみました。
これは意外でしたが、ダイソー製は3LEDで0.15A、セリア製は6LEDで0.08Aと約2倍も差があります。
単純計算でモバイルバッテリー使用時などは点灯時間が約2倍も違ってきます。
2製品を比較してみました。
ダイソー製 | セリア製 | |
サイズ(※1) | 約179㎜×7㎜×16㎜ | 約169㎜×8㎜×18㎜ |
スイッチ | タッチ式 | 無 |
放熱機能 | 無 | 有 |
LED色 | 電球色 | 昼白色 |
LED数 | 3 | 6 |
消費電力 | 約0.15A | 約0.08A |
照度比較(※2) | 約190(lx) | 約200(lx) |
(※1)サイズは実測値で 本体全長(USBキャップ無)×厚(ライト部)×幅(ライト部)
(※2)スマートフォン照度計にて測定。照度センサーまでの距離は約35cm。照度安定時の値を記載しましたが、測定値には変動がありましたのであくまで目安です。
LED数が多いセリア製の方が消費電力が小さくて照度も明るいという結果となりました。
個体差かもしれませんが気になった点が、ダイソー製のLEDライト付近が結構熱くなることと、時々タッチセンサーがまったく効かなくなることです。
消費電力がセリア製に比べて約2倍なので熱を持つのかもしれません。
タッチセンサーは反応せずに消灯しなくなる不具合が時々発生しますので、USBコネクタを抜くしかありません。
【点灯イメージ動画】
LEDライトの点灯状況とタッチセンサー不具合の動画となります。
個人的見解ですが、省電力でLED色が昼白色のセリア製が見やすくて好みです。
ダイソー製の優位点はタッチセンサーだけだと思います。
セリア製の昼白色USBライトにダイソー製のタッチセンサーが付いていればLEDライトとしては最高だと思います。
しかし100均商品にそこまで多機能を求めるには無理があるのかもしれません。
品質や性能など多くは望めませんが、ここまで多種多彩で便利なUSB式のLEDライトが僅か100円(+税)で購入できるのは素晴らしいと思います。