洗濯機に接続している給水栓を閉めると水漏れが発生!
水漏れ発見!
以前紹介した「洗濯機用水漏れ防止ストッパー付きニップルの取り付け」を行った際に、蛇口を閉めると水漏れが発生しました。
洗濯機の給水用として常時開栓状態にしており、長年開け閉めすることも滅多にありませんでした。
漏水量も多かったので内部パッキンの劣化を疑いました。
漏水個所から水栓上部パッキン(三角パッキン)が劣化していると思われます。
「水栓上部パッキン」を調べてみると数百円ほどで販売されています。
使用する工具も26㎜スパナとペンチだけで交換できるようです。
宣伝している「水道トラブル〇千円~♪」やマグネット広告などの業者にお願いすると確実に10,000円以上はかかると思います。
補修部品
ホームセンターで「水栓ハンドル内パッキング (13用)」を見つけたので購入しました。
売場には「呼び13」や「呼び20」などの規格があると思いますが、一般家庭の場合はほとんど「呼び13」が使われています。
品番:NP007
品名:水栓ハンドル内パッキング
材質:ニトリルゴム、黄銅
セット明細:パッキン(2コ),パッキン受け(2コ)
取替方法説明
取替方法
1.元栓(止水栓)を閉めて、水栓上部をはずします。
2.上図のように分解し、パッキンとパッキン受けを新しいものに取替えて元通りにします。
※水漏れが発見された場合は作業をやり直してください。
※カバーナットをあまり強く締付けるとハンドルの開閉がかたくなりますので、適度に締付けてください。
※メーカーにより合わない場合がありますので、ご注意ください。
準備するもの
準備するもの
- 水栓スパナまたは26㎜のレンチかスパナ
- ビスを緩めるためのペンチなど
- 水受け用の洗面器かバケツ
- 雑巾
- 軍手
作業は安全のために軍手を着用しましょう。
交換作業
作業にかかる前に必ず止水栓を閉めておきます。
一戸建ての場合は屋外にメーターボックスがあるので、赤丸で囲った部分のハンドルを閉めて宅内水道を止水します。
マンションなどの場合は玄関付近に止水栓ボックスがあると思います。
止水栓を閉めたら近くの蛇口を開けてみて止水されていることを確認しましょう。
ペンチを使ってビスを緩めてから、ビスとハンドルを手で外します。
【注意】止水栓を閉めていても宅内の配管にはまだ水圧がかかっています。よって、カバーナットを緩めると一定量の水があふれ出てくると思いますので、バケツなどで受けておきましょう。
カバーナットを水栓スパナ(26㎜)を使ってゆっくりと緩めます。
カバーナット内のパッキンとパッキン受けを取り外して見ると、白いカルキ?が付着して劣化しているように見えます。
パッキンはゴム製なので基本的に消耗品と考えるべきでしょう。
新しいパッキン受けをスピンドルに取り付けます。
続いて新しいパッキンをスピンドルに入れてカバーナットを手回しで取り付けます。
水栓スパナ(26㎜)で締めますが、きつく締め過ぎないように注意してください!
最後にハンドルを取り付けてビスを締めれば完成です。
パッキンの取り換え作業自体は比較的簡単ですので、自分ですれば安くすみます。