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愛用自転車「あのねGo号」の座り心地が悪い!サドルカバーを外してみると…
自転車サドルが…
自転車に乗っているときに「座り具合が悪くてお尻が痛いなぁ…」と感じていました。
100均で購入したサドルカバーを取り付けていますが、よく見ると先端部分が少し破れていることに気付きました。
サドルカバーを外してみると、サドルノーズの上部が破れて中物が飛び出しているではありませんか!
座り心地が悪いはずです…。
サドルの種類にもよりますが、自転車屋やホームセンターで交換すると2~3,000円の費用がかかります。
サドルを通販購入
少しでも安くすませるために自分でサドルを購入して取り替えることにします。
ホームセンターなどの自転車コーナーでも購入できますが割高です。
急ぎでなければ通販で1000円程で購入できます。
商品の詳細
今回購入したサドルは「SAGISAKA 自転車 サドル ソフトタイプ 大人用 10903」という商品です。
特筆するような特長はありませんが一般的なサドルだと思います。
サドルの取り外し
作業するに当たって以下の工具を準備しました。
- コンビネーションレンチかソケットレンチ(13㎜使用)
- 水平器
- 軍手
はじめに破れたサドルを自転車から取り外します。
自転車のフレーム中央部にあるレバー式サドル固定ピンを緩めてサドルを引き抜きます。
サドルクランプ(ヤグラ)の六角ナット13㎜を緩めてサドルポストを取り外します。
サドルポストを取り外した状態です。
六角ナットは完全に取り外さなくても緩めるだけでサドルポストは抜けます。
新旧のサドル比較
元々は艶消しのサドルだったように記憶していますが、長年乗っているうちにお尻で磨き上げられて凄い光沢です!
旧サドルは幅広タイプでしたが新しいサドルは標準サイズです。
サドルクランプ周辺は結構錆が出ており、コイル状のバネも弾力性が弱くなっていると感じました。
サドルの取付け調整
新しいサドルのサドルクランプにサドルポストを差し込みます。
六角ナットは後ほど調整するため、仮止め程度に締めておきます。
自転車本体に仮取付けします。
この時にサドルの水平状態を確認します。
水平器がなければスマートフォンの水準器アプリなどでも代用できると思います。
サドルクランプの六角ナットを緩めて水平に調節します。
水平を保った状態のままで六角ナットを本締めします。
製品説明書には締付けトルク(18Nm)と指定されていますが、トルクレンチを持っていないので8割くらいの力で締め付けました。
サドルは低すぎると膝に負担がかかりますし、高すぎると正しい姿勢で運転できなくなります。
適正なサドルの高さはペダルが下の位置にきた時に、膝がほぼ伸びた状態に調節することが望ましいです。
ただし、高さには上限があります。
サドルポストをよく見ると矢印とラインが表示されています。
ラインが見えている状態は引き出され過ぎなので締め付けが十分できず危険です。
上限ラインに注意して高さの調節をしましょう。
身長に応じてサドルの高さ調節を適切に行うことで、想像以上に楽に漕ぐことができます。