買うべき充電池はこれ!単3形充電池のコスパを比較

電池 充電池 充電式電池

Sponsored Links




見た目と価格だけではわからない単3形充電池の価格性能を比較

いままで全く把握していませんでしたが、家電製品に使用している電池を調べてみました。

  • 単1形電池:4本
    ガスコンロ:2本、壁掛時計:2本
  • 単2形電池:10本
    石油ストーブ:4本×2台=8本、置時計:1本、呼鈴:1本
  • 単3形電池:18本
    置時計:1本+2本+2本=5本、LEDライト:2本、血圧計:4本、灯油ポンプ:2本、温水便座リモコン:2本、キーボードマウス:3本
  • 単4形電池:7本
    エアコンリモコン:2本×2台分=4本、エチケットカッター:1本、テレビリモコン:2本

電池 充電池 充電式電池

家庭内で使用している電池は全部で約40本も使用していることが判明しました。

機器が動作しなくなった都度に市販の電池を買って交換していましたので、今まであまり意識することはありませんでした。

改めて確認してみると使用本数の多さに驚かされます。

また、電池を使用する機器には通年使用と季節家電とに分けられますので、長期間使用しない状態の電池が多くあることにも気づきました。

電池の大きさと使用本数は 単3形>単2形>単4形>単1形 でした。

電池購入時には使用本数だけを買うことはあまりなくて、4本~8本のパック販売だと思います。

余った電池は変換スペーサーを使用することで、大きいサイズへの変換が可能なので「小は大を兼ねる」ことができます。

変換スぺ-サー使用による電池形状の互換性

単1形単2形単3形単4形
単1形×××
単2形××
単3形×
単4形

〇:変換スペーサーを1つ使用、△:変換スペーサーを2つ使用

単4形電池があれば変換スペーサーを使用することで全ての規格形状に変換可能です。

単3形ワイヤレスマウスに単4形を使用すれば軽くて使いやすくなります。

スペーサーは余った電池の有効利用や軽量化などのメリットがありますが、容量が少ないために使用時間が短くなるのがデメリットとなります。



交換頻度が多いと感じる機器は以下のとおりです。

エチケットカッター、LEDライト、血圧計、灯油ポンプ、温水便座リモコン

モーター等を使用した駆動系機器は消費電力も大きいので使用できる時間も短くなります。

いままでの経験から、格安品などの電池は液漏れなどを起こしたこともあるので品質面での信頼性が低いと思います。

使用機器の故障や電池破裂の恐れもあると思いますので、日本メーカーの電池を使用したほうが安心できるでしょう。

現在のように繰り返し使える充電池が普及していなかった頃から思っていたのですが、市販の電池は捨てるタイミングが難しいと感じていました。使えなくなった電池でも、時計やリモコンなど消費電力の少ない機器にはまだ使えたからです。

充電式の電池であればそのようなことを思うこともありませんので、繰り返し使える充電式電池は便利で経済的かつ環境にも優しいと思います。

いちばん使用頻度の高い単3形充電式電池について比較してみます。


【1】


パナソニック eneloop 単3形充電池 4本パック スタンダードモデル BK-3MCC/4
参考価格約980円(245円/本)
くり返し使用回数約2100回
タイプ ニッケル水素電池
電池容量:1900mAh
電圧:1.2V


【2】

パナソニック 充電式エボルタ 単3形充電池 4本パック スタンダードモデル BK-3MLE/4B
参考価格1040円(260円/本)
くり返し使用回数約1800回
タイプ:ニッケル水素電池
電池容量:1950mAh
電圧:1.2V


【3】

Amazonベーシック 充電式ニッケル水素電池 単3形8個パック (最小容量1900mAh、約1000回使用可能)
くり返し使用回数約1000回
参考価格1670円(209円/本)
タイプ ニッケル水素電池
電池容量:1900mAh
電圧:1.2V


【4】

パナソニック eneloop 単3形充電池 2本パック お手軽モデル BK-3LCC/2
くり返し使用回数約5000回
参考価格340円(170円/本)
タイプ ニッケル水素電池
電池容量:950mAh
電圧:1.2V


【5】

ソニー SONY 充電式ニッケル水素電池 サイクルエナジーシルバー NH-AA-4BRA
単3形 充電池 4本パック NH-AA-4BRA
くり返し使用回数約3000回
参考価格640円(160円/本)
タイプ ニッケル水素電池
電池容量:950mAh
電圧:1.2V


各項目別に表にまとめてみました。

使用回数容量容量/円(※1)
【1】eneloopスタンダード2100回1900mAh約16280mAh
【2】エボルタスタンダー1800回1950mAh約13500mAh
【3】Amazonベーシック1000回1900mAh約9090mAh
【4】eneloopお手軽モデル5000回950mAh約27940mAh
【5】サイクルエナジーシルバー3000回950mAh約17810mAh

※1(使用回数×充電池容量)/1本当り参考価格、電圧はすべて1.2V

注)参考価格の変動によって値は変わりますのであくまで目安です。

使用可能容量と価格からみれば、使用回数5000回の【4】eneloopお手軽モデルが圧倒的にお得であることが分かります。

一日一回充電しても13年以上使える計算になります!

しかし、1本当たりの充電池容量が【1】【2】【3】に比べて約半分(950mAh)ですので使用できる時間も半減となります。

使用機器によっては充電頻度が多くなるので、時計など消費電力の少ない機器に適した充電池といえるでしょう。

次に、

容量が多い充電池は一見して【3】がお得に見えますが、使用回数を考慮すれば【1】eneloopスタンダードがいちばんお得であることが分かりました。

充電池の使用には充電器も必要になりますので、単3形充電池4本付きの充電器セットがおすすめです。